セミ

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羽化中のアブラゼミ

夜、家族で、家路を急いでいると、ちひろが、舗装された道路の上で、もぞもぞやっている蝉の幼虫を発見。近くに手頃な木や壁面もないし、なにより、そのまま放置しておくと、車か人に潰されそうだったので、保護。

ちひろの部屋の網戸に止まらせておくと、やがて、背中が割れて、真っ白な蝉が姿を現しました。

中には、背中が割れてから出てくるまでにえらく時間をかける個体も居るようですが、こいつは、せっかちなのか、さっさと、20分ほどで羽を伸ばし終えてしまいました。

まぁ、あんまり遅い時間になってしまうと、子どもたちが寝静まった後になってしまいますから、このせっかちさは歓迎すべきものでした。お陰で、うちの子どもたちは、蝉が羽化する所を観察できましたから。僕自身も、子どもの頃に、こうやってよく、幼虫をつかまえてきては羽化させたのを思い出して、懐かしくなりました。一人、奧さんだけが、「飛んだら困る」と戦々恐々としていましたが(^^;;