夏祭りと夕立と虹

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みのりと甥っ子

奧さんの実家があり、結婚した当時住んでも居た町の夏祭りがありました。子どもたちを連れて、義兄の家族と一緒に、繰り出しました。

ちひろは、「恥ずかしい」とかいって、もう浴衣など着る気配もありませんでしたが、みのりは気合い入りまくりで、前日から、「ねぇ、ゆかたきるんでしょう?もっていくんでしょう?」とうるさいくらい。

髪留め、浴衣、下駄、巾着、等々を気合い入れて自分で準備したのはいいものの、兵児帯入れ忘れ。義母のタンスを奧さんが漁って、黒の兵児帯と白の飾り帯を発見。黒はイヤ、というみのりの意向で、飾り帯だけでごまかすことに。まぁ、本人がいいといっているので多少のことには目をつぶりましょ。

夕方、甥っ子(二歳)と手をつないで、いそいそと、会場へと向います。甥っ子の甚兵衛姿は大変にかわいらしいのですが、今年は、会場にやたらと、甚平風のものを着た中学生くらいの女の子が多かったです。はっきり言って、寝間着みたいでだらしなくしか見えないのですが、妙なものが流行るものです。

空に虹

出がけに、ざあっと夕立、というか、狐の嫁入りというかがありました。そのため、落ちていく夕陽が思いがけないものをおいていきました。

虹です。それも、二重にかかりました。幸い、雨は、酷く降ることもなく、すぐにやみ、陽が落ちるまで空には虹が架かっていました。

一応、お祭りは、地域の盆踊りなわけですが、地域の小学校の有志によるソーラン節以外は、どこでもそうであるであろう感じでグダグダさで、それでも、子どもたちは、出店のスーパーボールやらヨーヨーをすくったり釣ったりし、子ども騙しのクジを引いては、数日後にはゴミ箱に直行しそうな、エアガンやら、風船やらを引き当てて、それなりに楽しそうではありましたが。

え、大人の楽しみは、もちろん、ふっかけて居るであろう価格の生ビールだとか、チューハイを、これまたお祭りプライスの、枝豆やら焼き鳥やらでいただくことですよ。ええ、それなりに満足でした(^^;;