豪辛

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スーパーカップ豪辛

エースコック・スーパカップのカレーラーメン。葛城ミサトのカレーラーメンに味をしめたか、カレーを後入れするタイプ。

あれ、美味しかったから、エヴァタイアップ商品だけで終わってしまうのはもったいないと感じていたので、これはうれしい。

それはともかく、この「豪辛(ごうから)」という意味不明なネーミング。「攻め立てる辛さ!うちつける旨さ!」というのもよく判らない。

辛い味を表現するのには、辛口、激辛、などがありますが、この「豪辛(ごうから)」というのは、一体、どういう位置づけなのか?

分包多すぎ

判らないものは食べてみるしかないというわけで、とりあえず食べてみることに。どうでもいいのですが、エースコックとかマルちゃんとかのカップ麺は、小分けの袋が多すぎて、面倒くさい。カップラーメンは手軽であることも大切な要件だから、この面倒くささはいただけない。カヤクと粉末スープくらいは予め展開しておけ、と声を大にしていいたい。後入れ物は、まぁ仕方ないからね。

とはいえ、文句を言っても仕方がない。仕方がないので、カヤクを入れ、粉末スープを入れ、ちょっと振って、偏りがないようにしてやってから、お湯をどぼどぼ。スーパーカップはでかいので、お湯を沢山使う。途中でお湯がなくならないように気をつけたい。切ないからね。

お湯を入れたら、後は、後入れのカレーペーストを蓋の上に乗せて温めておく。後入れのスパイスは別に温めない(ばか)

その意図するところは不明ながら、「豪辛(ごうから)」というくらいなのだから、辛さにはそれなりのこだわりがあるんだろう。だったらば、「お好みにより量を調節してご使用ください。」などと書かずに、「残さずお入れください」くらいのことを書いておいて欲しいものだが、この日和った態度こそが「豪辛(ごうから)」なのかもしれない。よく判らないけれど。

大量のカイエヌペッパー?の実力は?

とりあえず、ここは全量投入。山盛りの、カイエヌペッパーかなにかが、カレーペーストの上に鮮やかっ。

とりあえず、よく、混ぜ混ぜして、麺をすする。正直、麺へのカレーの絡みもイマイチで、葛城ミサトのカレーラーメンに比べて、レベルが下がっている。絡みがイマイチだから、辛味の方もさっぱり。何が「豪辛(ごうから)」だ?という感じ。

拍子抜けしたまま、麺完食。で、スープを改めてすすってみると、こ、これはっ。頭の天辺がかなり汗をかいてくる。つまり、辛いのだ。いや、舌やのどには、正直、それほど辛いというほどでもない。いや、多分辛いんだけれど、期待するような辛さではないのだ。だが、頭の天辺がかっかとしてくるので身体には辛いのだ。この身体で感じる辛さこそが「豪辛(ごうから)」なのかもしれない。辛いものが好きな人は、ちょっと変わった感じの辛さを感じられるお勧めの一品。ただ、カレーラーメンとしてのレベルは低い。葛城ミサトのカレーラーメンや、カップヌードルカレーの方がずっと上質なカレーラーメン。