アジア最大の写真関連の展示会、PIE2009が始まりました。今年も行っている暇がなさそうですが。デジカメウォッチでも、次々レポートが掲載されていて、せめてソレを見て楽しもうと思っております。
さて、ここまで、七本ほどのレポートがあります。各社、新機種や、参考出品で、気合いの入った展示をしているようで、本当に見に行けないのが残念です、しくしく。ニコンとオリンパス、シグマとコシナといったあたりに関する記事はまだありません。この辺のも楽しみにしております。ところで、ここまでの見出しで気になったことが。
■ 【PIE2009】タムロン、「SP AF 60mm F2 Macro 1:1」を参考出品
■ 【PIE2009】「トキナーAT-X 16.5-135 DX」を展示したケンコー
■ 【PIE2009】「645 Digital」を参考出品したペンタックス
■ 【PIE2009】FIFAワールドカップで盛り上がるソニーブース
■ 【PIE2009】パナソニック、「LUMIX DMC-GH1」をアピール
■ 【PIE2009】「EOS Kiss X3」が人気のキヤノン
■ 【PIE2009】フォトイメージングエキスポ2009が開幕
ええと、なんか、新機種とか、参考出品とかでないもので盛り上がっちゃっている会社があるんですが。確か、この会社、エントリ機の生産終了を発表したし、中級機は、既に二世代前くらいのスペックに陳腐化してしまっているのに、その辺の手当はないんですか?大丈夫?
snapper
一応,サイバーショットDSC-HX1で,HD動画対応のデジカメを出した仲間ということで,一般の新聞にも出ていますが,これはPIEで発表というわけではなく,普通に発表したので,別ですね.
1440x1080pのMPEG4(H.264)という微妙なフォーマットもなんだが.AVCHDじゃないから,SANYOのザクティ系のフォーマットに近いのかな?
AVCHDのビデオカメラを出しているSONYが出すデジカメとしては妙です.
撮像素子はビデオ系から来たExmorなのに???
hiro
HX1で、盛り上がってはいないようなんですよね。
多分、PIEに来るような客層には訴求できないんじゃないかと。> HX1
APS-Cサイズのセンサーを搭載したコンパクト機なら訴求できるでしょう。DP1/DP2があんなに難物カメラなのに、人気の展示だったのを考えれば明らかです。
なのに、HX1は、何故レンズ交換可能なαシリーズでないのかというような、ネオ一眼フォーマット。推測の域を出ませんが、おそらく、今のαのレンズシステム(マウントを含めて)では、ソニーが考えるような動画撮影が出来ないので、ああいう半端な製品になったんじゃないかと思います。α300/350のライブビューとAFを見ても、おそらくコントラストAFを実現するには非常に高い壁があってああいうことになっているんじゃないかと、あっさりとコントラストAFをライブビューにつけてしまったニコン/キヤノンを見ていると思うんです。
パナのように、マウントから変えさせてしまうには、αは引きずっている資産が多く、それを捨ててついてきてもらうには、ソニーの一眼レフは魅力がいささかたりないのでしょう。
PIE2007の時にソニーブースに行きましたが、説明員のレベルが低くて、まともに質問にも答えられなかったのですが、これは改善されているのかしら?
Exmorは、今は、ソニーのセンサーは全てこのブランドになってしまっていますね。
ソニーの次の勝負所は、裏面照射型の Exmor Rを待って、なのかもしれません……。