VQ1015 FATの魔術師

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富士山

VQ1015 ENTRYには2GBのSDカードを入れて、どんだけ撮るんだ?といわんばかりの運用をしているのですが、うっかり本体のメモリの方に写真を撮ってしまったので、それを、SDカードへとコピーしておきました。

カードの方はファーストショットを大失敗したので、消してあったので、IMG_0001.JPGは存在していませんでした。なので、ちょうどいいとばかりに、本体に撮影された、IMG_0001.JPGを、SDカードの DCIM\IMAGE100\IMG_0001.JPGとしてコピーしておきました。

これが、恐ろしい状況を生み出してくれたのです!! その後、数枚の写真を撮って、SDカードを見てみると、あれれ? IMG_0002.JPGとかIMG_0003.JPGとかが二枚ずつあるんですけれど?!

そう、VQ1015 ENTRYは、DCIM\IMAGE100 の中にある、一番最後のIMG_XXXX.JPGというエントリを見て、次の番号を決めているのです。ちなみに、ファイルの書き込みには、新しいエントリをディレクトリエントリに足すだけで、特に重複チェックとかをしていないので、同じファイル名が、場合によってはいくつでも発生してしまうのです!!

手作業でのファイルのマージには十分ご注意を。なお、Windowsの上で、片方を無理矢理(エラーが出ます。が、片方だけ変更することはそのままやってしまえば出来てしまいます。)、違う名前にして、しかるべき、番号に変更してやり、一旦カードをアンマウントして、再マウントしてやると、別々のファイルに見えるようになります。そして、以後の撮影も、しかるべき番号から継続されて記録されていきます。恐ろしや。