米Transmetaは24日(現地時間)、財務アドバイザーであるPiper Jaffray & Co.の支援の下、Transmetaの売却先を募集するプロセスを開始したと発表した。Transmetaは売却の可能性を検討し、株式保有者の価値の最大化を目指す。
Linusを雇い入れたり、VLIWとコードモーフィングで低消費電力なx86互換CPU Crusoeをリリースしたり、短くとも、確かに、一世を風靡したトランスメタ。その後、製造問題によるCrusoeの高速化の遅れやEffecionの出遅れなど、躓きを連発して、インテルのPentium Mの前に力尽きてしまったトランスメタ。
その後、LongRun2などの要素技術を切り売りして、細々と生きていたようだけれど、最終的には、売却ということになるようです。
僕は、ノートPCといったら1kg未満が必須要件で、mobioNX (MMX Pentium 200MHz)→FIVA MPC-206(Crusoe TM5600)→VAIO PCG-U101 (Celeron M 600AMHz)→VAIO Type G (Core Solo U1.50GHz)という遍歴を辿っています。Crusoeを使っていた MPC-206は、Crusoeのアキレス腱。半田で構成された足がマザーボードから剥離するというナサケナイ最後を迎えてしまいましたが、当時は、時代の先端を持ち歩いているような、そんな気分の味わえるマシンでした。
その後の、PentiumMから続く、今のインテルのアーキテクチャは、明らかにCrusoeがターゲットとしていたような市場を狙ったところから始まっているし、きっとAtomだってそういう延長にあるのでしょう。低消費電力x86互換CPUという当時ニッチだった分野への流れを作った、そんなメーカが、ひっそりと退場します。
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