SX-150……シンセサイザークロニクル

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アナログシンセサイザー SX-150を買いました……元へ。大人の科学マガジン別冊「シンセサイザークロニクル」を買いました。3,360円(税込)

大人の科学マガジンは、レギュラーのものも、びっくりな付録が付いてくるわけですが、この雑誌には、アナログシンセサイザー SX-150が付いてきます。

+ドライバーと、アルカリ単三電池四本も用意して、早速組み立て開始です。職場なのに、昼休みなのに(^^;;

付録箱の中身

装丁は、通常の雑誌とほとんど同じ。でかい付録の箱に、薄い雑誌本体がくっついています。雑誌はさっさと、引っぺがして、とりあえず、箱を開けていきます。

箱の中身はきわめてシンプル。音程をコントロールするカーボンのパネルと、ポインターになる電極棒。シンセサイザー本体となるプリント基板(部品実装済み)に、ケース、つまみ、そして、組み立てるための+ねじ。

いつもの付録なら、このねじが余るように入っているのですが、この付録ではぴったり必要最低の数しか入っていませんので、いつもの調子で雑に扱って、どっかへなくすと組立たなくなりますので要注意。

SX-150裏側

工程の中で、最も手間取ったのが、基板のはめ込みです。単に、所定の位置にはめてねじを締めればいいだけなんですが、電源インジケータの赤色LEDがうまいこと、ケースの穴に入らなかったり、白い線や青い線が、スイッチやつまみと干渉したりと、思いの外、面倒でした。

一度、場所がぴたりとはまれば、あとは、ねじを締めるだけです。電極棒から伸びたケーブルは、ツバ広のねじで、写真左下の電極に留めます。残りの三つの隅は、ツバなしのねじで。ツバなしのねじは、今回この三カ所のみです。スピーカーは周囲の三カ所をツバ広のねじで留めます。

SX-150完成図

裏側は、あとは、電池を入れたら、付録の箱から切り取った裏蓋を、最後の一本のツバ広のねじで留めて終了です。表に返ったら、つまみをはめて、雑誌に綴じ込みのシールをつまみに貼り付けて完成です。

操作できるパラメータはLFOの形状と周波数、ピッチ、カットオフ、アタックとディケイ、それとレゾナンスになります。とりあえず、ならしてみました...職場なのでこわごわ。

いや、面白い。出ますよ、音。たった10分くらいで組上げたシンセサイザーなのに。オマケにつまみあれこれいじると音が変わって面白いです。何でも四オクターブ出るらしいですが、単音なので、大した「演奏」はできませんが、こんだけ遊べるなら、この値段も、そう高くもないかもしれません。気分はY.M.O.? (勘違い)