西暦2008年7月

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西暦2008年7月、人類は絶滅の危機に瀕していた。伊武雅刀によるナレーションで始まる未来少年コナン。NHKでアニメーションが放送されてからちょうど30年。そして、作中、人類を滅亡の縁にまでおいやった戦争の起こったとされる年です。更に、今月は正にその7月。

世界は以前不安定ではあるけれど、幸いなことに、超磁力兵器のような超兵器を用いた戦争は起きていないし、何とかやっています。まぁ、199X年に核戦争が起こって世紀末救世主が現れたり、1999年の7の月にアンゴルモアの大王が降臨したり、セカンドインパクトで人類の半数が死滅したりもしていないわけで、これからも、そのようであって欲しいと思います。

話はころっと変わって、週末に、みのりと図書館へ行ったのですが、そこで見つけた、「未来少年コナン」の絵本。みのりに「読んで」とせがまれて、ラナが残され島にやって来て、さらわれて、おじいが死んで、ジムシーと仲間になる辺りまで読んだところで、時間の都合で、終了。みのりは、最後まで読めとごねましたが、うちに「ビデオ」があるからと、説得しました。

はい。ビデオは学生時代に買ったんですよ。エモーションレーベルでバンダイが当時では考えられないような安値で売った奴です。思えばちひろも、幼稚園の頃に、全巻見たのでした。廉価にするために、ビデオテープに貼るラベルも封入されているものを自分で貼るという涙ぐましいコストダウンが行なわれていたのを、シールの残骸を発見して思い出しました。

さて、時の流れというのは残酷で、我が家には、既に再生専用機と成り下がっているVHSデッキがかろうじて存在しているのですが、いずれ壊れるでしょうし、VHSのメディア自体が、その特性上の問題をあらわにし始めていました。磁気転写です。赤っぽく色被りしている上に、マクロビジョンプロテクトなんぞかけやがっているものだから、再生状態が不安定で、オリジナルさえも殺す過剰プロテクトに、金返せと叫びたくなるような状態。まぁ、なんとか視聴できるものの、とてもじゃないが、何とかDVDに吸い上げようかと思っていた気持ちもすっかり萎えてしまいました。

私的複製補償金の拡大とか、著作権に群がる金の亡者たちが蠢いていますが、こういうものに支払った対価に応じた保証もしてくれよ、と、腹立たしく思います。クリエイターやアーティストが正当な対価を得るのは当然だと思いますが、私的複製補償金とかっていうのは、とても正当な分配を保証するものだとは思えません。

既に支払ったものだけれど、メディアを変えるのに、また同じだけの額を払わなければならない理不尽さを感じながらもDVDを買い直そうかなぁ、と思っていたら、期間限定でDVDボックスが、ほぼ半額で買えるというのを見つけて、思わず買ってしまいました。それにしたって、本当はメディア代の実費のみでメディア交換に応じろと言いたいくらいですが、コナンは、まぁ、いいや。好きな作品だから。……っと、話が、随分それちゃいましたが、そんなわけで、残りはDVDでみのりと見たいと思います。