伊右衛門ふところ鏡−巾着付き−

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伊右衛門ふところ鏡−巾着付き−

また、まんまと、のせられました。伊右衛門のオマケ。今度は「ふところ鏡−巾着付き−」だそうで。例によって、十二ヶ月、それぞれの月の「銘」(「銘」とは、茶人が道具や菓子などにつける名前のことで、その月や季節にふさわしいものなどが選ばれます。...と袋に書いてある。)がついた、直径3.5cmほどの小さな手鏡と、それを入れるための、やはり同じ銘の柄の巾着が入っています。

この手のオマケは、ついている期間が短いので、いつ無くなってもいいように、家族の誕生月から集め始めるのですが、伊右衛門は比較的長い間付いているので、鈴、とんぼ玉に続いて、これも、無事にコンプリートすることが出来ました。いや、こうして、三シリーズ続けてコンプすると、次もコンプしなきゃいけないような錯覚に陥り、ますますサントリーにのせられているような気もしますが、ヨシとします。

ちなみに、銘は、一月から順に、あけぼの、雪兎、つくし、山桜、杜若(カキツバタ)、蛍、七夕、花火、月見、渡り鳥、散紅葉、そして千鳥、と、なっています。一緒に写っているのは、以前の鈴ととんぼ玉。参考までに、鈴に付いているのは茶花。一月から順に、水仙、紅梅、菜の花、桜、菖蒲(あやめ)、藤、紫陽花、朝顔、桔梗、ススキ、紅葉、そして椿。とんぼ玉の模様は、同様に一月から順に、結び柳、白梅、春霞、桜、時鳥(ほととぎす)、紫陽花、天の川、夏の海、名月、稲の穂、銀杏、そしてうす氷。

四月が頑ななまでに桜で通しているのと、なぜか五月ばかり、ルビが必要そうな名前のものを使っていること以外は、結構まちまち。紫陽花なんか鈴では七月だったのにとんぼ玉では六月と、ビミョウにずれていたりもするのはご愛敬でしょうか?個人的には生まれ月の八月が、朝顔−夏の海−花火、と、夏満喫な感じで嬉しいです。さて、次はどんなシリーズになりますやら?...と、こんなこと書いているのだから、間違いなくのせられている、のせられすぎです oTL