読んでみたりしているわけです。本当に今更で、アレなんですが、パロディネタはあちこちにあるし、オリジナル判らないと、ついて行けなかったりして、ビミョウに悔しかったりするわけで、読むことにしました。大体、ATOK2008だって、「すずみやはるひ」で、一発で「涼宮ハルヒ」に変換するしさ。
もう、今更なので、話を知らない人もいないと思うけれどさ、これは一人称視点のラノベなわけです。その一人称は、涼宮ハルヒ、その人ではなく、本名すら出てこない、同級生の「キョン」
彼の視点で、涼宮ハルヒと、SOS団の、はた迷惑な活動っぷりが語られていく、まぁ、ラノベの王道的スタイルを踏襲した作品なわけです。「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。」という涼宮ハルヒは、ありふれた日常に退屈し、待っていてもやってこない面白いことを、自分から探しに行くことにしたといい、周囲(主にキョン)を、振り回す。そんなハルヒの周りには、彼女の知らないうちに、宇宙人、未来人、超能力者が集まっていたりして……。
ラノベだし、頭使わずに、さらさら読めて、軽い読書にはぴったり。テンポもいいし、妙に校内の描写がビジュアル的で、自分が高校時代に逆戻りしたような感じも軽く味わったり出来て、悪くないです。情報だけからなる知的生命体とか、不連続な時間とか、プチSF的な話も、中々、面白い。売れるわけだ。フツーのひとはそういうところじゃなくて、ハルヒ本人をはじめ、朝比奈みくるや長門有希に萌え〜、で買っているのかも知れないけれど。
あまりに、さらりと読めてしまったので、次を買おうと、職場近くの有隣堂へ行ったら、検索システムは「店内在庫アリ」と表示したのに、「ありません」と店員のつれない返事。続きは、帰りがけに、買うことにしよう oTL
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