雨の季節がやってきました。コンパクトデジカメをほとんど使うのをやめてしまったので、日常使っているデジイチ−EOS 40D−が過酷な環境に晒されることも多くなってきました。まぁ、一番、頻繁に遭遇するのが、雨、なわけです。EOS 40Dは、防滴をうたってはいないものの、一応の防滴的な装備も持っています。コネクタカバーの開閉方向を従来機の横向きから上にめくるようにしたり、ホットシューを防滴のものにしたりしてはありますが、コレを以て、雨の中に無防備に飛び出すことは慎むべきでしょう。それに、より問題なのはレンズ。レンズですよ。特にながーいズームレンズなんて、中に水でも入ったら、手ぶれ補正付きの奴なんて何か禍々しいことが起きそうだし、そうでなくてもカビの原因になりかねません。
先日のちひろの運動会も、幸いにも最後まで天気は持ったのですが、途中、一度だけ、ちひろたちの徒競走の前の競技中に、大粒の雨がばらばらと落ちてきました。競技を停めるほどではなかったものの、既に、カメラを持ってスタンバッて居たワタシには大ダメージ。あわてて、おなかにカメラを抱え込んで耐えましたよ。
巷では、シャワーキャップやレジ袋を使って逃げるという方法もあるようですが、パンケーキチックなEF 35mm F/2だとかレンズベビー2.0ならいざ知らず、繰り出しの大きい、TAMRON A16やらA20なんて、シャワーキャップをどんだけのばせばいいのやら。
そんなことを、考えていたら、銀一から、半ば使い捨て的な廉価なレインスリーブが発売されました。おお、これいいじゃん。と思って、物色に出かけたら、気づくとチガウものを買っていました。まぁ、そんなものです。
買ったのは、ケンコーからやはり最近になって発売された、カメラレインカバー。標準ズーム程度までをカバーするDG-Mと、望遠ズームまでカバーするDG-Lの二種類がラインナップされていて、DG-Mの方が若干安く、そして、売り切れていました。どのみち、A20をカバーするものを狙っていたので、構わなかったのですけれど、ビミョウに乗り遅れた感が悔しい。
表面は、梨地仕上げの1mm厚のビニール。寒冷地や低温でも固くならないそうです。背面の液晶、ファインダーに当たる部分にはアクリルの透明のパネル。クリアで、視認性も高く、頑張ればファインダーでもマニュアルフォーカスもいけそうです。
上部パネルの部分にも透明のこちらはビニルが入っていて、設定を確認できるようになっています。モードダイアルが右肩にある機種なら、モードダイアルも見えますが、左肩のEOS 40Dでは、それは無理。梨地仕上げを透かして見るしかありませんが、些細なことです。たたむと割合コンパクトになるので、携行するのにも問題ありません。シャワーキャップで代用する必然性を感じません。
梅雨を控えて、アクセサリーメーカが次々と、こういった雨グッズを投入してくる時期なのでしょう。まんまと乗せられたようでもありますが、コンパクト代わりに持って歩いているんですから、いずれは必要なものだったのでヨシとします。
紫陽花も咲き始め、雨に濡れる姿を撮ったりしたくなるので、ちょうど良かった……と、いうことにしておいてください。とりあえず、意味もなく雨の中に飛び出して、写真を撮ったりしたくなる衝動は抑えています。
コメント