
というわけで、写真を晒すタイミングでは、一体いつの写真サ?と、突っ込みたくなるようなものもあるので、いささか心苦しくもあるのですが、折角、撮った写真なのだから、晒してしまいましょう。
まずは、先日行った、日比谷公園の松本楼。行列がすごいんですよ。この季節は、屋外の席が人気ですが、喫煙可能なので、他人が食事中でもお構いなしにスパスパ吸うアホばかりなので、近づくものじゃあありません。回転のいい屋内席が吉。思ったよりも、フツーに写っていて、特にとりたててどうこういう写真ではないです。いえ、下手ですが。
季節は、ぐっと遡って、桜の花が咲いていた頃。今回は、コダックのISO400のものを使っていますが、色乗りが、こってり目な感じがします。右の写真のミニの赤がとても鮮やかです。赤はデジカメは、やっぱりフィルムに一歩譲るかなという気がします。
また、ボケはリングボケで、ややうるさいのですが、左の桜の花などはかえって、後ろがきれいにぼけてしまっているよりも、味があるような気がします。ピントのあるところはカリッとした感じで、後ろの桜の花も、満開の桜の空気をよく出しているような気がします。ボケりゃあいいってものでもないのかなと、ちょっと思ったりした一枚です。
セイヨウシャクナゲの花が、今は見頃の恵比寿ガーデンプレイス。線路に沿ってある植え込み−アメリカ橋前の信号から、東京都写真美術館前あたりまで−には、たくさんのセイヨウシャクナゲが植えられていて、鮮やかな花を咲かせています。
結構、被写界深度を浅くしたつもりだったのですが、昼間だったので、F/8くらいまでしか絞れなかったような気がします。確か、このときは、ND4フィルタもかぶせてその状態だったはず。ISOが簡単に変えられるデジカメに比べて、フィルムのそれで固定されてしまう、銀塩のカメラは、このあたりの自由度がどうしても下がってしまいます。もっとぼかしたかったけれど、仕方がないですね。シャクナゲ以外には、色のあっさりしたものしか写っていないので、色乗りが淡泊に感じる一枚です。
左の写真は、同じシャクナゲを、逆側から撮ってみたものです。やや逆光気味なのと、煉瓦が写ったことで、色はかなりこってりした感じに、F値は、11くらいまで開けたんだったと思います。メモを紛失したので忘れてしまいましたが oTL
さすがに、逆光気味になると、フレアっぽい感じが、特に左半面にでていますけれど、そりゃあ、しょうがないですよね。まぁ、それも味だといえるような写真を撮ればいいわけですよ。フレアだな−と感じるのはきっと腕が悪いんです、しくしく。
腕の悪いついでに、こんなのも晒しておきますか。うちの庭の垂れ梅です。こいつは、他の梅が咲き終わって、そろそろ桜かな〜、という頃にようやく咲く、かなりねぼすけな梅なので、これを撮ったのは、桜の咲く本当に少し前です。
日陰だったので、F/2.8くらいまで開けて、ピントを、割と手前の花に置いて撮ろうと、ピントを合わせてから、構図をあれこれ変えているうちに、後ピンになってしまいました oTL
構図を決めてからピントを合わせろよ、或いは、構図をうろうろ変えた後で、きちんと、ピンを確認してから撮れよと、そういうダメダメな一枚です。
恥を忍んで晒すことで、二度とやらかさないように、心に刻むとしましょう。ああ、恥ずかしい oTL
銀塩写真はじっくり撮る、とか、以前に書いたような気がしますが、その割には、失敗していたりして、ダメですな。慎重にやり過ぎて、失敗−石橋をたたいて壊す−が如き状況で、もう少し肩の力を抜いて撮らないとダメだなと、反省しています。
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