電車事故で線路を歩く

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線路を歩く 昨日、電車の事故に巻き込まれまして、生まれて初めて、乗っていた電車を降ろされて、線路を歩いて、手前の駅まで戻るという経験をしました。いえ、一般鉄道ではなく、東京ディズニーシーレイルウェイでの出来事ですが。

タワー・オブ・テラーに乗って、急上昇と急降下とで、ヘロヘロになったので、次のインディージョーンズまで、楽して移動しようと乗ったのですが、結果、時間を大幅にロスするというていたらく oTL

線路に引っかかったミッキー 電車は順調に滑り出し、ベイエリアの横にさしかかったところで、急停車。「風船が線路に引っかかっているので、安全のため一時停止しています。」というアナウンス。前方を見れば、暢気な顔をした、ミッキーマウスが第三軌条式の、架線にあたるレールに引っかかってぷかぷか浮いています。はい、この顔が犯人。

風船ですから、簡単に取り除いて、すぐに運行再開するんだろう十思っていたのですが、大間違い、10分程待たされたあと、線路を暢気に二人の係員が歩いてきて、風船を取り除くのかと思ったら、車両にステップを取り付けて、「歩いて手前の駅まで戻ってください。」とのこと。トホホ。楽をしようと思ったのに、時間をロスしただけですよ。インディのファストパスの時間は、まだ余裕があったのは不幸中の幸いですが。鉄道事故で、運行再開するのか、乗客を降ろして運行をやめるのかという判断は、東京ディズニーシーレイルウェイ程度でも、JRでもいつも遅いのは変わらないようで。

他に、もう一編成も乗客を降ろしていました。高架の線路をぞろぞろ歩く人の列に、下の人たちも異変に気づき、写真を撮ったりしていました。ますますトホホ感が高まりますよ。まぁ、線路を歩くなんてなかなか出来ない経験ですから、貴重な体験が出来たし、ネタにもなったんだから、ラッキーだったと思えば思えなくもないですよね。ええ、実際ラッキーだったのです。

遅延証明書ホームまで戻ると、そこで、係の人が、遅延証明書を配布していました。TDSで当日限りで使える、ワイルドカードのファストパスです。どのアトラクションで、いついっても、優先で乗らせてもらえるという。但し、一人一枚、一度限りで、持っている本人しか使えません。身長が足りなくて乗れなかったよ券などは、家族やグループが丸ごとカバーされますが、これは本人だけ。

当日限りなのに、日付も入っていませんが、ファストパスエントランスから入るときに、「どちらで、お受け取りになられましたか?」と、簡単なチェックが入ります。ここで、正しいアトラクションを答えられないと、はじかれるのでしょう。これをコピーして持っていても使えませんから悪しからず。まぁ、コピーしようにも原寸が判らないから、ダメですけれどね。

アトラクションのトラブルなんていうのは、起きてはならないことですが、起きえることです。そこに、きちんと対応がシステムとして整備されているのは、流石だと思いました。おかげで、夕方、ファストパスの発券が終了してしまった70分待ちのタワー・オブ・テラーに、五分待ちくらいで乗ることが出来て、大満足でした。