夢の国産チーム志半ば…SアグリF1撤退「苦渋の決断」
「苦渋の決断をくだすこととなった」−。スーパーアグリF1チーム(SAF1)が6日、資金難などを理由としてF1世界選手権からの撤退を決めた。チーム公式サイトに声明および鈴木亜久里チーム代表(47)のコメントが掲載された。エンジンやドライバーを日本関連で構成した「夢の国産チーム」は志半ばにしてが姿を消すこととなった。
参戦前から、無理だ無理だといわれていましたが、とうとう、その日がやってきてしまいました。F1撤退です。現代のF1は、とにかく金がかかる。その割に、レギュレーションががちがちで、創意工夫で一発逆転、のようなコトはできなくなっている。
勝てるのは、金のあるチームで、その他のチームは、何で参戦しているのか、よくわからん、というような状況じゃないだろうか。
苦しい台所事情の中で、昨年はポイントも取り、コンストラクター9位という成績も残したものの、スポンサーも集まらず、結局は、撤退せざるを得なくなったのは、残念としかいいようがないが、これが、F1の現状なのだろう。
87年のフジテレビでの放送開始時から90年代前半までは、夜中の録画放送でも、夢中になって見たのだが、最近は、昼間の見られる時間帯で放送していても、見る気にもならないのは、多少の波乱はあっても、おおむね出来レースのようなつまらないレースになっちゃったと感じているから。夢の続きは、何か別の機会に、求めた方がいいと思う。ガンバレ、鈴木亜久里。
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