そしてアップデート

Nissinオフィス内のショウケース

使えないフラッシュを抱えていても仕方がないので、ファームウェアのアップデートをしてきました。実費で1000円。作業自体は五分ほどで終了しました。あっさり。

西荻窪にあるNissinは、エレベータを降りると、いきなりオフィスという本当に小規模な会社。「窓口」なんて書いてあったから、受付カウンターみたいなものがあるのかと思ったら、そんなものはなく、ショウケースのあるエレベータ脇のスペースとパーティション一枚挟んだ場所では、なにやらミーティングの最中でした。

ファームウェアアップデートの件で、(午前中に事前に電話で行くことを伝えてあった。)というと、「こちらにかけてお待ちください。」と、ショウケースの向かい側にある、応接兼ミーティングスペースといった風情の場所を示されました。が、座るか座らないかのうちに、作業完了してしまいました。

Di622ファームアップデート前のメニューDi622ファームアップデート後のメニュー

アップデートが正しく出来ているかどうか確認するために、EOS 40Dに装着して、まずはメニューを確認。外部フラッシュの設定は、全く出来なかったのが、きちんと、できるようになっていました。しかも、キヤノン用では出来ないといわれていた(PIEでNissinのブースで先幕固定と説明された。)先幕・後幕の切り替えも出来るようになっていました。ファームウェアアップデートのおかげでしょうか?なんだか儲けた気分です(^^)。

で、一応確認してください、と促されて、ちゃっかり撮ったのが、冒頭のショウケースの写真です。アップデート前は、フラッシュは常に全力だったので、真っ白くハレーションを起こしていたのが、きちんとTTL調光されて写っています。

こうした、サードパーティ製のフラッシュは、メーカから情報を提供されて作っているわけではないので、どうしても、製品が出てから対応ということになるんだそうです。なので、こうしたファームウェアアップデートの仕組みというのは、とても重要なのです。純正でないものの場合は、こういう点も考慮して購入しないと、安物買いの銭失い、なんてことになりかねないようです。ご用心。