テルミン − 大人の科学マガジン #17

大人の科学マガジン Vol.17 ( テルミン ) (Gakken Mook)
大人の科学マガジン編集部
学習研究社 (2007/09/28)
売り上げランキング: 67
おすすめ度の平均: 5.0
4 やのあきこさんもテルミン弾いてます。
5 科学と音楽の融合
4 次は来年1月。

発売時に買いそびれて、本屋で尋ねると、「版元にも在庫がないので、入荷は十二月初旬以降になります。」という悲しい回答だった、大人の科学マガジン #17。昨日、ふらっと立ち寄った本屋で売っていました。バンザイ!!

ということで、先ずはゲット。また、在庫切れになどなられてはたまりませんので、確保することがナニより大事なのです。

テルミン。世界初の電子楽器とありますが、そう楽器です。楽器そのものには音を決めるための鍵盤だとか弦だとかがあるわけではなく、アンテナと人の手との距離が音を決めます。演奏する都度、音がでるようにチューニングする必要もあり、なんとも御し難い楽器です。

テルミン

正直に言えば、ちゃんとした音感のないワタシには、正しく演奏できる楽器ではありません。が、別に、演奏会を開くわけでもなければ、プロの演奏家になろうってわけでもないので、それは割りとどうでもよくて、なんというか、音をいじって遊ぶ感じが楽しい、そんな楽器です。たたけば誰でも同じ音がでる電子楽器よりは、むしろ、楽器を演奏するスキルのない僕には楽しめるように思います。

付録ですので、遊ぶ前に組み立てなければなりません。組みあがった姿はこんなもので、サイズはとてもコンパクトです。ただアンテナが長いので要注意。スペース的なものを考えたらロッドアンテナの方が収納するにあたっては便利ですが、値段が上がるからやりたきゃ自分で勝手にやるって感じですかね。

テルミン部品

部品はこんなもので、組立にはドライバが必要。あとは、電池は入っていませんから、単三電池を四本用意する必要があります。組み立ての難易度は低いと思います。基本的に、部品をねじ込んでいくだけですので。スピーカの線を切ってしまわないようにだけ注意する必要がありそうですけれど。

こういうのに慣れている人なら十分もあれば十分でしょう。組立よりも、音を出す「チューニング」の作業の方がずっと時間がかかります。前面にあるボリュームを回しながら、チューンするのですが、これがなかなかぴたっとは決まらずに、難しいのです。決まったと思っても、非常に不安定だったりして。なんというか、奏者が少ないのが判るような気がします。周囲で人が動いたりしただけでも変わってしまうので。まぁ、ある程度自由に鳴らせるようになるには、まだまだかかりそうです(^^;;