Telluride

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今回の出張の半分は、社員旅行でできています。社員旅行といっても、別にうちの部署が勝手にやっていることで、全社的にやっているというわけではありません。うちの部署の本体はニューヨークにあるので、社員旅行もここから出発になります。なので、出張のついでということで、今回のニューヨーク行きとなりました。

スキーに行くか、サーフィンに行くか、もめた(?)ようですが、スキーに決まって、コロラド州はTellurideというスキーリゾートが行き先となりました。コロラドの州都デンバーとはロッキー山脈のあっちとこっち。Mont Roseという街から車で一時間半ほどのところにあります。

標高は3000mを超えるような山ですので、雪質は、上のほうではよかったですが、ニューヨークが寒かったのに、コロラドの山奥は春の陽気で、下のほうはずるずるの上越国際辺りのような雪でした。なので、主に上のほうにいたのですが、空気が薄くて、結構息が切れました。

土曜日に、現地入りしたときには天気は雪と晴れを繰り返すやや荒れた感じでしたので、街をぶらついて終了にしました。元気な人たちは速攻ですべりにいっていましたが。

月曜と水曜には、同僚に誘われて、午前中ハイキングに行きました。Yaktraxという、かんじきのようなものを出発前に買い込んで、いった先は、ハイキングとは日本では言わないだろうという、ハードな行程。凍った滝や、山からの景色はご機嫌でしたが、スキーの合間に休みをと思っていったのが、スキーよりハードだったのは誤算でした。

こちらは、リフトが長く、一度乗ると、短いものでも五分以上は乗っているので、すべりでがあります。7kmを超えるようなコースもあるので、スキー猿にはたまらないでしょう。

リフトは、乗り合わせるのが普通で、アメリカンは、乗り合わせると、「やあ、どっからきたの?」とか「どう?」なんてすぐ話しかけてきます。中には「フェイスマスクするから、髪の毛持ち上げててもらっていい?」なんておねーちゃんもいたりして、日本とは違うのを感じます。

スキーは何年ぶりか?というような状態だったのですが、嫁さん曰く「失うような技術はもともと持ってない」ということで、昔と同じように滑れました。はい、その程度だったようです。同僚に「大丈夫だよ、うまいから。」とおだてられて、上級コースにも何度かトライしました。何とかなるものです。

実は、社員旅行というのは生まれて初めてのことで、どんなものかと思っていましたが、なるほど、普段あまり接点のない人とも、寝起きをともにして、遊んだりしていると、人となりがわかったりして、それなりに有意義であると思いました。

なお、本当は、向こうから毎日、ポストするつもりだったのですが、利用できたインターネットアクセスが、昔、うちのサイトにひどいごみトラックバックを投げつけまくってきていたプロバイダだったので、その下にあるアドレスをすべてアクセス禁止にしていたために、一切ブログを書けませんでした。まさか、こんなことがあろうとは夢にも思いませんでした。まぁ、アクセス制限を緩めることもできたのですが、これも何かの縁だと思ってすっぱりあきらめました。

と、いうわけで、このだらだら長い、一本のエントリでまとめてポストということになった次第です。