壁に耳あり インターネットに...

ブログが就職の「落とし穴」? ググられる学生たち

 インターネットは、学生の就職活動を便利にした。しかし同時に、学生が陥る可能性のある不気味な「落とし穴」も、同時に作り出したのかもしれない。

 米国西海岸で大学院に通うタイラーさん(25)は、このところ就職活動である噂が気になっている。「——企業の人事担当者は最近、Googleで学生の情報を検索しているという。これは本当だろうか?」

ブログは実際に、採用の参考にされているケースがあるそうだ。面接の時だけ、被った猫は、簡単に暴かれてしまうかもしれないし、逆に、ネット人格のようなものを作っていたら、それがあなたそのものとして、見られてしまうかもしれない。(まぁ、ネット人格だってその人の内から出たものだから、いくら作ったとしても、全く別物にはならないだろうけれども。)

壁に耳あり 障子に目あり インターネットには、もしかすると、あなたのプライベートな部分までも探し出してしまうレーダがあるかもしれない。就職活動だけじゃなく、様々に利用されているかもしれない。