障害?……それとも?!

NTT西のひかり電話障害、通話制限の実施でビジネスタイプにも影響

10月23日午前9時35分ごろから続いているNTT西日本のIP電話サービス「ひかり電話」などの障害に関して,14時時点で新たな事実が判明した。

NTT西日本の説明によると,午前11時前から「ひかり電話」と「ひかり電話オフィスタイプ」に,最大約80%の通話制限をかけ始めたという。さらにこの措置により,当初は障害の影響がなかった「ひかり電話ビジネスタイプ」の一部ユーザーも,電話がつながりにくい状況になっているという。

NTT西のIP電話障害。NTT西は、三月に、NTT東では先月、やはり大規模なIP電話の障害が発生している。NTTグループだけやけにIP電話の大規模な障害が多いように感じるのは、気のせいだろうか?

NTTの地域会社からすれば、IP電話は、ある意味、競争相手である。税金をたんまり投入して作り上げたものを民営化のどさくさでまんまと掠め盗った、既存の電話網を、リプレイスしてしまいかねないモノだ。

多発する障害は、単にNTT東西の技術力の問題なのか? それとも……。穿った見方をするならば、そういうことだって考えられなくはない。NTTはこんなたわごとを抜かされないように、原因をしっかり究明し、説明しなければならないだろう。