XML言語

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三省堂、書籍でもウェブでも両方使える「電紙でんがみ辞典」

……(前略)……
 これまでのデジタル辞書は紙媒体辞書の組版データを変換して作成してきた。しかし効率は悪く、紙と電子媒体での同時提供が難しかった。そこで今回、同社は制作フローを一新し辞書のマスターデータの編集過程から「XML」言語を採用。これで書籍版・ウェブ版で同じデータを利用することができ、同時に提供できるようになった。
……(以下略)……

電子データ形式の辞書というと、べらぼうに割高な感じがしていたのですが、紙媒体の組版データから生成していたんですね。三省堂は、はじめからXMLで作成することで、紙媒体と電子媒体の同時提供を可能にしたとのこと。これは、出版側にとっても、勿論利用者にとっても、素晴らしいことだと思います。ウェブ版の利用に際しては、出題されるクイズ(言葉の意味を答える問題らしい。要するに辞書をちゃんと買って持っているかどうかを確認する作業なのだろう。)に答えることで、認証されるらしいです。

さて、ところで、「XML言語」という言葉はどうなんでしょう? XML == Extensible Markup Language ですから、しいて言うなら、拡張可能なマークアップ言語言語ってことですよね。 > XML言語
ま、朝日新聞だからテクノロジ音痴はしょうがないか? 氾濫するAbbreviationにも問題があるといえばそうですが、記事書くときは、ナンの略なのか位は、考えてほしいものです。