サンリオ・ピューロランド

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家族で、サンリオ・ピューロランドへ行ってきました。いろいろな意味で、独特な空気のあるテーマパークでした。サンリオ・キャラに思い入れがあったり、子どもがいるなら、そこそこには楽しめるかと思います。

が、決して万人ウケするテーマパークではありません。ストライクゾーンは確かにあるが、ものすごく狭いといった感じでしょうか?

まず、立地が凄い、凄すぎます多摩センターの駅前……ですが、この多摩センターってヤツが、小田急とか京王とかの沿線以外からのアクセスが絶望的に悪い。スムースに行けば一時間ほどでつくはずの場所なのに、がっつり2時間かかりましたよ、車で。

外観は、写真のようで、かなり目立っています。街に溶け込んで……は、いませんね。中は、4階建てになっていて、いわゆるアトラクションが1F、イベントとゲームコーナが2F、入り口、お土産屋が3Fで4Fがレストランになっています。

アトラクション……といっても、普通の遊園地にあるような乗り物は、ほとんどありません。ボートライドとタイムマシンくらいでしょうか? ボートライドは、落下しないスプラッシュマウンテンといった感じで、出発するやいなや、いきなりの上昇に、落下を期待していると、予想を裏切り、昇ったときと同じ速度で下降します。ひたすら、周囲に現れるサンリオキャラたちを楽しみます。イッツ・ア・スモール・ワールド的でもあります。タイムマシンは、3Dシアターで、偏光眼鏡による3D画像と、動くシート、そして匂いを使うアトラクションです。今はデジモンをやっていました。男の子向けのアトラクションはこれ一箇所だけ(尤も、映像プログラムによってはあっさり女の子向けになってしまうし、むしろ普段はそうなんじゃないかと思う。)でした。ちひろには残念。

あとは、ひたすらショウを見ることになります。シアターは全体に六ヶ所もあり、なんとなく常時どこかで何かのショウをやっているんじゃないかと思います。ショウは、ほぼ全て、30分程度の構成で、どれもかなり力がはいっています。ショウは三つほどみましたが、どれも良く出来ていたと思います。連作になっているものもあるようなので、はまった人はリピータになるのかもしれません。うちはそこまでははまりませんでしたが。

EOS Kiss DN/SIGMA 18-200mm F3.6-6.3/プログラムオート/ISO1600/F5.6/フラッシュ/40mm/ 1/60秒 /AWB

力の入りっぷりとは裏腹に、ショウの主役たる着ぐるみに、等身が気持ち悪いのが混ざっています。マイメロ(この等身で出演している、Someday IIというショウでは、マイメロが「お母さんの夢を見てたの。」というシーンがあるのですが、あのマイメロママがどんな毒舌教訓を吐いたのかが気になります。)ですが……。いや、ハローキティもダニエルもキキとララも等身はおかしいのですが、マイメロほどに違和感はありません。

徹底的に子ども向けな遊園地なのに、アルコールOK(缶ビール350mlが500円で販売されていました。)なのはびっくりしました。これもショウ目当ての大人のリピータが少なからずいるということなのでしょうか。それとも、子ども連れの親狙いなのでしょうか?

誕生月であることを証明できると、バースデーカードがもらえます。これをクビから下げていると、パーク内のお姉さんたちがシールを貼ってくれます。会場内の各階にはスタンプコーナがあって、それを捺すと、サンリオキャラからのお祝いのメッセージが集められます。またボートライドの写真(有料/900円)に、バースデー仕様のフレームを指定できます。バースデーバーレルなどの特別メニューも買えます。……でも、そんだけ。それが嬉しいかどうかは本人次第。ちひろ(僕の代わりに下げさせてました。)とみのりは楽しんでいましたが。

と、どちらかというと、ダメ出し的なことを書いていますが、13時ごろ入って、閉園時間(通常平日は17:00閉園だが、夏休み期間中はと土日祝日は20:00まで営業。)間際までいたのだから、それなりに楽しんだんだと思います。ただ、少なくとも、当分は、行かなくてもいいな、と思う自分がいるのも確かで、そいつがこういう文章に仕立てたんだと思います。サンリオ・キャラが嫌いでなければ、一度行ってみるといいと思います。はまるかもしれませんよ?!