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長く使っていた、DSC-U40が壊れてしまいました。フォトクリップ用として、このブログにも随分写真を載せましたが、壊れてしまっては仕方ありません。暫くEOS Kiss DNとW-ZERO3(WS003SH(B))との併用で暮らしてみましたが、EOS Kiss DNは常時携帯することが出来ませんし、W-ZERO3は、あまりにお粗末な写真しか撮れず、フォトクリップ用としても、どうなのよ、という状態でフラストレーションがたまっておりました。
そんなわけで、やや衝動的に、携帯できるコンパクト機を……ということで、DSC-T5を購入してしまいました。まぁ、DSC-U40からMS Duoを流用するというテーマがあったのでソニーの指名買いみたいな感もあったのですが、最後までIXY Lと競ってくれました、ボクの中で。このカメラ、よくも悪くもソニーらしいカメラです。
ソニーらしくて……というか、よい点は……。
- スタイリッシュ
- 液晶がキレイ
- スペック重視のソニーらしく機能は充分。
- 1cmまで寄れるマクロ機能
- デザイン優先で写真を撮ることを考えてない薄くて持ちにくいボディ
- TV出力を無理矢理持たせたために採用されたであろう変態独自コネクタ。USB mini-Bだけでよかったのに。
- ヒストグラム表示があるのに、露出補正がメニューを辿らなければ出来ない。
- CF/SD全盛の時代にMS Duo。まxDよりはマシですが。
- ソニータイマーがありそう(爆)
よい点と悪い点はほぼ、表裏一体。スペックや外観を重視するあまり使い勝手や、実用性には配慮がなされていない、実にソニーらしいというカメラです。フォトクリップ用と割り切ってサブカメラとして使うなら悪くないですが、メインで使うなら、きちんとホールドするのは絶望的といってもいいボディは、手ブレ補正の入った上位機種を選ぶべきだと叫びます。薄型化の原動力である屈曲光学系は、1cmまで寄れるマクロのタネでもありますが、どうしてもF値が大きな暗い光学系となり、これがまた手ブレ、被写体ぶれ、無理なISOでのノイズの原動力ともなります。シーンを選んで併用せよということなんだと思います。目的に合致すれば、いいカメラだと思いますが、そのスイートスポットはあまりに狭いといわざるを得ない感じです。ま、その狭いスイートスポットにすぽっとはまったわけですけれどね(^^;;
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