順調にみえた、Debian化ですが、思わぬ落とし穴が待ち構えていました。再起動しようとしたら、正常にブートしなくなってしまったのです oTL
しょうがないから、初期化ボタンを押して、EMモードに落とした(はず)なのですが、アップグレードキットが、玄箱を発見してくれません oTL
どっぱまった原因は推測がついています。NFSかportmapがおかしいのです。何しろ直前に追加したのはその二つですから。
仕方がないので、玄箱を分解して、ディスクをはずします。はずしたディスクは、これまた蓋を開けてHDDをはずして待ち構えているデスクトップマシンにつなぎ、KNOPPIXをブートします。rootシェルを開けて、つないだHDDを-o rwでマウントして、/etc/rc2.dから、nfs-kernel-serverとportmapのシンボリックリンクを抹殺します。念のため、/var/logの中も見て、ブート時にやはりportmapではまっているのを確認して、HDDを玄箱に戻しました。果たして、無事に再起動が叶いました。おそらく、Sarge化して導入したNFSが、うっかりカーネルの入れ替え忘れで、2.4のままだったkernelと、食い合わせが悪かったのでしょう(爆)
とりあえず、復帰した玄箱のカーネルを2.6に入れ替え、再起動してから、再びNFSを投入します。今度は無事に動作しました。玄箱は、例えば、玄箱とWindowsのはいったノートPCとがあれば、設定が出来て便利ですが、こういうはまり道に落ち込んだときには、結局、グラタンと同程度の環境が必要になるのだということが骨身にしみました。まぁ、普通、その程度の環境がない人が、Debian化なんてするはずもありませんが(^^;;
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