ビデオカメラ、DVDなど「非テープ式」主流に
国内ビデオカメラ市場で、記録にDVDやハードディスク駆動装置(HDD)などを使う「非テープ式」が主役になっている。テープ式の販売シェア(台数ベース)は3月まで3カ月連続で50%を割り、編集などがしやすい非テープ式へのシフトが加速するのは確実。DVD式登場から約4年でテープ式を逆転、デジタル家電の世代交代は一段と買い替え需要を刺激しそうだ。
全国3000超の家電量販店の店頭販売データを調査するGfKジャパン(東京・中野)によると、1月のシェアはテープ式が44.4%と初めて50%を割り、DVD式が46.5%で首位に立った。3月はHDD式が14.7%と2月の6.4%から躍進した。各月で残りのシェア2—3%は、フラッシュメモリーのカード式など。昨年1月はテープ式82.9%に対し、DVD式は13.4%だった。
最近、HDR-HC3を買ったばかりなのですが、そうですか、テープは非主流ですか。テープの供給や価格が心配になります。
さて、HDやDVDの利便性は判るのですが、バックアップとか皆さんどうしているんでしょう? HDDに撮った画像は当然、PCに吸い上げて、HDDかDVDなどにバックアップするわけだと思うのですが、DVDもHDDも長期保存するメディアとしてはイマイチではないかと思います。HDDはそもそも壊れますし、DVDにしても、長期保存する間にデータが読み出せなくなるという懸念もあります。
そういう意味では長期保存メディアとしてテープは、磁気転写などの懸念はあるものの、はるかに安定していると思います。どのみち、カメラからデータをPC側に吸い上げるのであれば、撮影時に、バックアップともいえるマスターテープが同時に出来上がるので、バックアップに気を使わなくてもいい点も、他のメディアよりもずっと勝っていると思うんですけれどねぇ。
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