コレ本当にイイと思っているの?

ここ数日IDF、CeBITで話題となっている、"Origami"。IT系のウェブニュースサイトでもあちこちで取り上げられていますが、ちょっと、いくらなんでも持ち上げすぎじゃない
というよりも、どうして、「なんだ、あの程度のものか」とこき下ろすところがないのだろう?
太鼓持ち記事しか載せられない、これらニュースサイトでは喧嘩をふっかけるには相手が巨大すぎるってことなんでしょうけれどね、マイクロソフトとインテルでは……。

こんなハンパなスペックのマシン、どこに魅力があるのでしょうか?
大まかなスペックを類似の製品とともにまとめると次のような感じだそうだ。

マシンサイズ(重量)解像度HDDメモリ無線
Origami(Samsung)230x140x25mm(779g)800x480(WQVGA)40GB512MBWLAN/BT
OQO124.5x86.4x23mm(400g)800x480(WQVGA)30GB512MBWLAN/BT
LOOX P232x167x34.5mm(990g)1024x60030GB512MBWLAN
VAIO Type U167x108x26.4mm(550g)800x600(SVGA)20GB512MBWLAN
VAIO PCG-U101178x139.5x34.1mm(880g)1024x768(XGA)30GB512MBWLAN
はっきりいって、VAIO Type UやVAIO PCG-U101の方がずっと魅力的な端末だ。タッチパネルによるオペレーションでXPが使いたいならTypeUならずっと軽くてコンパクトだし画面もSVGAだし、小さくてもキーボードが重要ならVAIO PCG-U101が素晴らしく秀逸だ。他にも、日本の市場には、このクラスの製品としてサブノートがひしめき合っていて、特に何かを妥協することもなく、WindowsXPが使えているし、携行するのに充分な小ささと軽さを既に提供している。これらと比べて、アレのどこに、それほどもてはやす要素があるというのだろう?ちょっと、理解に苦しむというか、もう一度、勉強しなおして来いって感じの製品じゃありませんか?正直、実はちょっと期待していたんですが、ものすごくがっかりしました。