らくがき

書店で見かけないのですが、アマゾンで注文しておいたのが、届きました。結構、細かくあれこれ書いてありますが、原稿を締めたのが、どうも、年末あたりだったようで、さすがに情報に古いところがあるのは否めません。よもや、リアルインターネットプラスが2xに増速するだとか、急速にさまざまなツールが登場してくるだとかは、予測できなかったでしょうから、仕方のないことだとは思いますが。この時代、紙メディアがしょっている宿命みたいなものですね。

内容は、レジストリの操作や、プログラミング環境などまで、かなり多岐に渡っており、ボリューム満点ですが、反面、どこに何が書いてあるかなどの、検索性、一覧性に乏しいのが難点。大半の情報も、ウェブで一通りそろう程度の内容なので、あえて買うほどの内容かといわれると疑問。うっかり、よくわからないままに買っちゃった人向けというには、ややマニアックな内容、かといって、この種の内容を求める人ならば、自力でウェブ検索できるだろうという感じ。ソフトバンク特有の、ターゲットの設定が不明瞭な一冊といえるかと思います。内容自体は悪くなくとも、版組み、ターゲットの設定などで減点かしら？

追記: ウソも堂々と書いてあるので注意。

p.196 (7)　ネイティブアプリはエミュレータ上ではテストできないので、

できます。というか、僕はやっています。miniSDカードをDismountStore()する実験なんて、いきなり実機の上でなんて恐くてできません。ネイティブどころか、IMPLICIT_CALLみたいな、アドレス参照してのコールまで、きちんと処理されます。できてこそのエミュレータだし。