標準の予定表をすり替えろ

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W-ZERO3に入っている、Pocket Outlookは、お世辞にも使い勝手がいいとはいえません。スケジューラとしては、さいすけPocket Informantの二つが、このジャンルでの双璧のようです。どちらも試用可能なシェアウェアなので、気に入った方にレジストすればいいと思います。

ところで、折角、これらをインストールしても、Today画面の左下にある"予定表"ボタン、或いは、左ソフトキーで起動される予定表は相変わらず、Pocket Outlookのままでがっかりです。これを、なんとか、さいすけ(僕の場合はさいすけを買ったので)に変えたい、というのは必然といえるでしょう。

この作業を完了するためには、レジストリの操作が必要になります。万一レジストリを破壊すれば、起動しなくなる恐れがありますから、覚悟のある人だけ、実行してください。万一、レジストリを書き崩して、にっちもさっちも行かなくなっても、勿論、責任は負えませんから、自己責任でよろしくお願いします。

必要なものは、レジストリエディタです。レジストリエディタとしてはTascal RegEditPHM Regeditが双璧のようです。どちらでも好きな方を使えばいいと思います。僕は、Tascal RegEditを利用しました。レジストリエディタをインストールしたら、起動して、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Shell\Rai\:MSCALENDARの中にある1の値を":MSPOUTLOOK calendar"から、"\Program Files\SaiSuke\MSchedule.exe"に書き換えます。(Pocket Informantならその起動ファイルのフルパス)

このとき、レジストリエディタを終了すると、標準の予定表がさいすけ変わるのですが、メニューのプログラムの中にある「予定表」のショートカットまで書き換えられてしまいます。このままでいい場合は放置していいですが、困るという場合には、\Windows\スタートメニュー\プログラム\予定表.lnkプロパティを開いて、ショートカットの中にある「リンク先」を"\Program Files\SaiSuke\MSchedule.exe"から"poutlook.exe calendar"に書き換えてください。これで元通り、このショートカットからは標準の予定表を起動することが出来ます。

なお、レジストリエディタで、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Today\Keys\112を変更する方法でも、Today画面の左ソフトキーによって起動される予定表を置き換えられますが、この場合、Battery Monitorをインストールしないと標準のバッテリーモニターのバグにより、左ソフトキーが設定どおりに機能しませんので、ご注意ください。