国産をうたうTABブラウザ二つが、相次いで新しい版をリリースしました。
Sleipnir2とLunascape3です。
どちらも、Internet ExplorerとGeckoの両方をタブごとに切り替えてレンダリングエンジンとすることが出来ます。レンダリングエンジンを外産に依存しながら「国産」とはこれいかに、という話もありますが、まぁ、それはそれ。IE/Geckoを切り替えて利用できるというのは非常に便利です。
Lunascape3はまだ使ってみていませんが、Sleipnir2はβ5ながら、かなりの完成度の高さとなっています。特に動作の軽さは、もう二度とFirefoxへは戻る気にならないほどです。惜しむらくは、Geckoに関して働かない機能が少なからずあるということです。例えば、「戻る」ボタンは働くが、プルダウンしても戻り先のリストは出ないとか、Geckoの設定をする専用のGUIがない(config:aboutを使う)とか……。これらはいずれ正式版ではサポートされるのでしょう。Lunascape3ではサポートされていますし。今後が楽しみでもあります。
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