タイピングの「音」でパスワードを「盗聴」——どうしたら防げる?
タイピングの打鍵音の特性から「どのキーをタイプしたか割り出す」研究が米国で発表された。キーロガーが仕組まれていないPCからもパスワード割り出し可能な「危険な技術」だ。(IDG)
キーボードを叩く音から、何をタイプしたのかを解き明かすことが出来る……そういうレポートだそうです。拾った音をベイズ理論を使って特定のキーと結び付けていく手法らしいですが、なんとも恐ろしいことです。PCそのものに何のソフトが入っていなくても、もし、そのPCにつながれたマイクが、外からアクセス可能になっていたら……。
但し、非常に小さな音を相手にする技術ですので、音楽などをかけておくことで、防衛できるようです。さあ、職場に音楽を流そう!?
こうなってくると、キー入力はしにくいけれど、タッチパネル式のキーボードとか、手書き入力とか、マウスとソフトキーボードの組み合わせとか、押すとランダムに変な音を出すキーボードとか、配列が動的に変わるキーボードとか、そういうものを使わないとならない日が来るかもしれません。う〜ん。
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