来年の元日は1秒だけ長い 7年ぶりに「うるう秒」
2006年の元日、7年ぶりの「うるう秒」調整が行われることが決まった。日本標準時に「午前8時59分60秒」が挿入される。
現在、使われている標準時は、原子時計で管理されているわけですが、他方で、地球の自転・公転に基づいて求められる天文時というものがあるのです。これらは一致しているべきなのですが、わずかずつではありますが、ずれが生じていきます。このずれが1秒ほどになったときに、「閏秒」を挿入して、原子時計を天文時にあわせます。
これは、閏年のように、何年に一度という風にシステマチックに決められているわけではなく、「国際地球回転観測事業」(International Earth Rotation Service)というところが観測している、天文時と原子時計とのずれが一定量になったときに随時挿入されるようです。
とにかく、2006年1月1日は、24時間1秒あるということになります。
ああ、正月休みが一秒長くなってうれしいなっ!?
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