自前でサーバを持つということに関して、何故と問われました、先日の麦酒会の席で。
サーバを自分で持つことは、自由に何でもできる反面、すべての面倒を自分で見なければならないわけです。
確かに、単にブログを持ちたいとか、メールが読み書きできればいいとかであれば、ほとんど無償のサービスで事足りてしまったりする昨今です。純粋にユーザとしてサービスを享受したいだけであれば、サーバなど持つ必要はないわけですから。
では、何故、僕は自分でサーバを持っているのでしょうか?
これはやはり、サーバの維持にかかる手間などを勘案しても、得られる自由の大きさがどうしても、重要だからです。こうして、自分でサーバの面倒を見ていることで、例えば、外部では得にくいIMAPサービスを行なったり、勝手な組み合わせで CGIを作ったり、MovableTypeやらXOOPSやらを導入することができるわけです。
また、当然サーバはその性質上、外部からの脅威に晒されますので、セキュリティに関する意識がいやがうえにも高まります。低いまま運用していれば、あっという間にクラッカーの餌食になるわけです。
また、いろいろもてあそぶ事で、知識なり、技術なりを蓄積することも、本人しだいでできるわけです。いろんな意味で、やる気のある場合には、享受できるメリットは計り知れないものがあります。
反面、これらの部分にまったく興味がない場合には、単に苦行になるだけですから、持つ意味はないと言えるでしょう。
コメント