水冷ジャケット

PXL_20240822_044025653.PORTRAIT.ORIGINAL.jpg_compressed.JPEG毎日暑い日が続きます。いや、熱いなんてものではありません。命にかかわるような酷暑です。

そんな暑い毎日。息子が誕生日プレゼントだと、水冷ジャケットを買ってくれました。水で体を冷やす。そういうジャケットです。

500ccの水を、付属の冷却パック、またはコンビニなんかで売ってる冷凍されたペットボトル飲料などで冷やしながら、水を循環させて身体を冷やすというものです。ファンの付いた空冷ベストがよく使われていますが、あれも外気温が高くなってしまったら何の役にも立ちません。時代は水冷です......多分。

勿論、水冷ジャケットは外気温が狂ったように暑くても、がっつり身体を冷やしてくれます。完璧。ただ、このジャケットは、冷却水を冷却する機構を持ちません。そう。氷が溶けきってしまったら、あとは外気温と体温とで温められたぬるま湯を循環させるだけの地獄のジャケットになってしまうのです。うまいことだけでできてないのが世の中です。

取説には冷却パック一本で2hくらい使えると書いてありますが、数日使って、一本でほぼ一時間が活動限界です。

なので、一時間ほどで戻ってこられる外出、または外出先のコンビニで172円ほど払って凍った麦茶とか買って追加の冷却を発動させるしかありません。なお、これもおよそ一時間で使い切ります。あと、形状の問題で結構背中がごつごつします。あまりお勧めできません。アクエリアスとかのブリックパックの冷凍のものの方がいいかもしれません、入るなら、ですが。

PXL_20240822_044215443.PORTRAIT.ORIGINAL.jpg_compressed.JPEGなお、ペルチェ阻止による冷却装置が首に当たるようについていますが、reon pocketと同じですぐに慣れてしまいます。電気の無駄遣いです。これで冷却水を少しでも冷やすようにした方がよかったのではないかと思います。

あと、このジャケット。ジャケットにモバイルバッテリーで1kg前後。冷却水と冷却パックで1kg前後と、およそ2kgの重量がありますので、そこも難点。また方に冷却水が通る部分があるのでリュックで通勤・通学する場合も併用が難しいかと思います。まあ、上手に使えば酷暑を乗り切る一助になるのは間違いないのですが、万能ではありません。うまく、フィットする人にはお勧めです。