Chromebook S330(Lenovo)を買った

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衝動的に、本当に衝動的に、Chromebook を買ってしまいました。本当はASUSのCM3がほしかったのですが、あれ、キーボードが日本語なんですよね。着脱可能なのに日本語しか選べない。ありえない。

ということで、一度はやめようかと思ったのですが、自分の中で盛り上がってしまった、Chromebook熱が冷めなかったので、英字キーボードってことを条件に探して、タッチパネルではないけれど、まあ、そこそこありな感じのLenovo S330(32GB/4GB)を買ってしまいました。

とりあえず、ファーストインプレッションということで。14インチなので、そこそこの大きさはありますが、重くはありません。キーボードは普通の配列ですが、左端がかなり大きくなっているのがもう少しなんとかならなかったのかという感があります。ストロークは浅くて、少しカチャカチャ音がします。安っぽいですが、特に問題はありません。

立ち上がりは早いですが、起動時に毎回パスワードを聞かれるのはやや鬱陶しいです。スリープからの復帰の際には、スマホがペアリングされていて、スマートロックの設定がされていればアンロックは勝手にされます。起動時だけ鬱陶しいです。生体認証に慣らされすぎました。

充電は、USB PDで、Type Cのコネクタを使って行います。付属のアダプタは45Wです。アダプタ自体は小さめですが、ミッキーマウスコネクターのACケーブルが太くて取り回しが悪いです。他のアダプタを使うのが吉でしょう。外部記憶装置としてSDカードが使えますが、見ての通りはみ出します。常時ツッコミっぱなしにするには不安です。

タッチパッドは悪くないですが、ChromeOSの二本指スクロールは、Windowsとは逆向きなので、人によっては設定を変えないと耐え難いでしょう。私は変えました。[a]の左隣は検索が割り当てられています。「検索」と名乗っていますが、まあ、ランチャーを開くためのキーです。でもここは[CTRL]の居場所と決まっているので、変更します。OSの設定から変えられるのでこれは便利です。

chromeは、もうそのままchromeなので、ブラウザ内でやっていることに関しては、Windowsと変わらずにできます。β版ですが、Linux (debian)が利用できます。感じとしては、WSL2でUbuntuを使っているのとあまり変わりません。Chromeでダウンロードしたdebパッケージをそこからインストールしてしまうことができるのは、WSL2より便利だと思いました。Visual Studio Codeを早速インストールしました。debianは日本語関係が全く設定せれていないので、フォントやfctixなどの設定をしてやる必要があります。

Officeは、Chromebookの心正しきユーザは Google Docsを使うべきなのでしょうけれど、MS Officeの呪縛から逃れられない人は、Office365のサブスクリプションがあるなら、Android版のMS Officeアプリで文書の作成や編集ができるようです。わたしはサブスクリプションがないので、試せてませんが。

動作はサクサクと軽快なので、ストレスはないです。正直、Surface Pro7 (Core i7)も、GPD MicroPCも、Surface Goも、わたしの使い方ではサクサクなので、あまりあてにはならない評価ですが、これらと比べて激安と言っていいやすさなので、安価にPCを求める向きには悪くないのかなと思います。

Windowsが必須、あるいはMS Officeが必須という向きでないなら、検討の価値はあるのではないかと思います。