夜な夜な月を撮っている

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PowerShot ZOOMを一週間ほど持ち歩いていますが、日が落ちるのが早くなってきているので、仕事が終わってからでていくと、辺りはすっかり暗くて、もう月くらいしか撮るものがありません。

800mm相当までズームすると、月が画面に占める割合が多くなり、露出が、月の明るさに寄って、いい感じに撮れます。つまりは、オートでも月が白飛びしにくいのです。まあ、-3EVした方が、より、それっぽく取れますが。それを思うと、露出補正がぱぱっとできないのはもったいないですね。

右はf/6.3 1/160s ISO3200 800mm相当です。-3EVしたのですが、露出データには、-3EVとは出ず、ダイレクトにシャッタースピードかISO、あるいはその両方が変更されるっぽいです。

露出補正なしで撮るなら、もう少し明るいうちに撮るといいでしょう。

f/6.3 1/500s ISO500 800mm

結局1/3インチと小さなセンサーとF5.6~6.3と暗いレンズ、しかも100mm/400mm/800mmという焦点距離から、暗いシーンは苦手なんです。なので、月以外なら昼間でなければ絶望的なカメラが、このPowerShot ZOOMなんです。

f/6.3 1/640s ISO100 800mm

明るければ、こんな迫力のある富士山の写真も簡単に撮れます。これ手持ちなんだぜ。

f/6.3 1/500s ISO250 800mm

実は、大方の方が思ってらっしゃるように、ローリングシャッター歪みは相当なので、動いてる電車は前から撮った方がいいです。東海道線の上下線のすれ違いです。三脚とかいらないので、ホームからでも気軽に撮れます。撮り鉄の求めるクオリティには及ばないかもですが。

f/6.3 1/30s ISO3200 800mm

早朝に、みかけたコサギをパチリ。寒いのか、首をすくめていますね。

f/6.3 1/100s ISO3200 800mm

都市部で鳥といえばこいつ。カラスです。そこら中にいるし、あまり人を警戒してないのでスマホでも撮れますね。カラス、ドバト、セキレイ、ムクドリあたりは、人を警戒しないという点で、撮りやすい被写体です。

f/6.3 1/500s ISO250 800mm

屋根の天辺から見下ろしてくるスズメ。偉そうです。

f/6.3 1/500s ISO200 800mm

都市部で川沿いなら、コサギ、アオサギと並んで、このカワウもよく見られますね。大体が電線にこんな感じで鈴なりになってますね。

f/6.3 1/500s ISO500 800mm

メジロ。この緑色のボディをウグイスと勘違いする人が多いというあれです。ウグイスは声はすれども姿をなかなか見せてくれませんね。いつかはこのPowerShot ZOOMで収めたいものです。

コントラストAFは、まあ、概ね精確なんですが、まれに、こうやって、手前の枝とか違うものにピンが来てしまいます。AFポイント動かせないので、もうどうにもできませんが。

 f/6.3 1/500s ISO400 800mm

ヒヨドリみたいです。これもよく見かけますね。気づくと庭のミカンをむさぼっていたりします。

f/6.3 1/500s ISO400 800mm

カモです。航跡がいい感じでした。

f/6.3 1/500s ISO400 800mm

川ついでに、カメです。石の上に群がって甲羅干ししてました。

結局のところ、PowerShot ZOOMは、昼間のお散歩や月を撮るのには向いてるけれど、暗いところは絶望的な、とんがったカメラだから、よくよく使い道を考えてねって、ことです。