Melbourne

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出張です。久々です。今回は未踏の地メルボルンです。オーストラリア自体は新婚旅行できていますから、凡そ二十年ぶりって事になりますけれど。

20年前と違っているのは、まず何より、通信環境って事でしょうか。当時、まさか、こっちからこんな風にブログを更新することなんて考えもしなかったし、そんな環境もありませんでした。

ついでに言えば、スマホなんてなくて、そのスマホをどうやって、ネットワークにつなごうかなんてことも思い悩むことはありませんでした。

つまり、今回は思い悩んだってわけなんですけれどね。安価な、SIMフリースマホを買って、それにこっちのSIMを入れてつなぐか、レンタルのモバイルルータを借りるか、こっちでプリペイドのSIMが刺さるルータを買うか……。

結局、レンタルルータだと一日1,000円ほど。ここに保険をつけると、滞在期間の5日に移動の二日が加わって、7日間で、8,400円ほどに。廉価と行ってもSIMフリースマホは、ある程度まともな性能を要求すればあっという間に19,800円コース。と、ここで急浮上したのが現地の安価なプリペイドルータってプラン。

Telstraのサイトによれば、SIMロックされているものの、99AUDで、5GB/30日のSIMがセットになったルータが売られているじゃあないですか。お金払えばSIMロックも解除できるようですが、どうせ技適も通ってないので、次回出張の時にまた使えればいいって事で、ここはそのままに。99AUDなら、およそ9,000円で、レンタルとほとんど差がありませんし、次回があれば、もう確実にこっちの方がお得と決まっているわけです。

メルボルンの街中には、TのロゴのTelestraOptusVodafoneといったオペレータの店がそこら中にあります。会社の近くの店にとりあえず飛び込んで、「この99AUDのプリペイドルータください」というと、パスポートの提示とホテルの住所とであっさりと購入できました。この辺りはそこら中で触れられている話ですが。

パッケージは、コンパクトで、簡単な説明書と、本体、SIMは本体に刺さった状態で、充電用のAC-USB変換アダプタとmicroBのUSBケーブル、それとバッテリーパックが入っています。お店のひとがさっさとアクティベートしてくれたので、電池をはめたら即使えました。

LTE対応なので、通信は非常に快適です。ただ、WPA2/AESで一応セキュリティはかけてあるものの、Telstra2D5DというSSID(多分共通)に印刷されたセキュリティキーが設定されているだけです。しかも、管理画面にアクセスするためのIDとパスワードがadmin/adminなので、速攻でここは変更します。SSIDはブロードキャストも止めます。セキュリティコードもSSIDも変えます。勿論、管理パスワードも速攻で変更です。これらは、このルータにつないだ状態で、http://m.homeというURLにアクセスすることで出来ます。http://192.168.1.1 とかでないのはなかなかスマートだと思いました。

これで、とりあえず、出発前に確保してきた、SMARTalk の050番号での着話も発信も出来ますし、LINEなどでも通話できるわけです。4G/3Gの電波をつかめないので、電池の減りこそ早いですが、まあ、モバイルバッテリーつないでおけば、そこそこ持ちますので、良いことにします。いやあ、便利な世の中になったものだ。