ナノトラッカーやポラリエを適切に北極星に向けるためには、北極星が見えなければいけませんが、薄暮の時間帯や、或いは北天が開けていない場所などでは、セッティングが出来ません。
そういう条件下で正しくセッティングするためには、ポーラーメーターが役に立ちます。
ポラリエのアクセサリーシューにこれを取り付けて、観測地の緯度を設定します。
あとは、方位磁針が指し示す磁北に向けて、水準器が水平を示す位置までポラリエの首を傾けていきます。
これで、軸が北極星をポイントします。まあ、厳密には磁北は北極星とは若干ずれていますのですが、細かいことは気にしない。
それにしても、「彗星キャッチャー」とは……ビクセンもなかなか商魂たくましい。まあ、お値段据え置きで、彗星ガイドをつけてくれているのですから、それはそれでありがたいことではありますが。
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