
フェイスブックのAndroid版公式クライアントは、サイズはでかい割に動きは鈍く、しかも、通知エリアに、通知を無限増殖したあげくに、それらを消さずに残すバグやら、写真を投稿しようとすると失敗するバグなど、とにかくバグ満載で、やる気が全く感じられない。
いっそ、ソースを公開してオープンにしてくれれば、自分で直すのに、と、思いたくなるような、しょうもないバグだらけなのに、版を重ねても一向にめざましい改善が見られない。
パンがなければお菓子を食べれば、ソースがないなら、自分で書けばいいじゃない。というわけで、自分で作ったのが、これになります。
フェイスブックという会社は、あまり技術的には洗練されていない気配がびしびしと伝わってくる作業でした。
GraphAPIで取り出される情報は、一貫性も使い勝手の点での良さもなく、FQLで得られるテーブルの構造に一貫性は薄く、一意に与えられるというIDについても、ひとつのobjectにいくつものIDが存在していて、あの用途にはこれ、こっちにはそれ、と、いかにも屋上屋を重ねるようにしてできあがっている臭いがぷんぷんとします。アジャイル開発……なのかもしれませんが、全体のイメージがないままに流れ流れて行き着いた感じがします。
このため、まあ、情報を引っ張り出すのも、投げ込むのも面倒くさいこと。おまけに全ての機能をアプリに開放してくれているわけではないので、自作アプリでは出来ないことも少なからず残っています。
何より、自分が使いたいように作ったので、万人受けすることも、ないでしょう。そんなわけで、まあ、そんなものでもいい、というのであれば、どうぞお試しください。
なお、お決まりの文句ではありますが、このソフトウェアを使用して生じうるいかなる損害につても私は責任を負いませんので、あしからずよろしくお願いします。
あ、オマケですが、数MBの巨体のくせに、SDカードへの移動も出来ない純正アプリに対するアンチテーゼとして、本アプリはSDカードへ移動することも出来ます。もっとも、600KBくらいしかない小さなアプリですので、SDカードへと逃がしてもあまりメリットはないですけれど、一応。
勿論、通知エリアに消えないゴミを残すような無様極まりないバグは存在しておりませんのでご安心を。
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