ボリュームブロック

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ワンブロック電子ネコは、依然、用いられているトランスの素性がよくわからないので、とりあえず放置するとして、入手したブランクブロックを使って、一つ、オリジナルブロックを作ろうかと思います。

小さな可変抵抗器(100kΩ/Bカーブ)を組み込んで、ボリュームブロックにしてしまおうと思うのです。

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EX-181のシンセサイザーを使った実験には、カーボンの塗布された抵抗板(100kΩ)を使って、音のピッチやトーンを制御する実験があるのですが、この、抵抗板を紛失してしまっているんですよ。

なので、それに代わるものとして、100kΩの可変抵抗ブロックを作ってしまおうというわけです。

用意するのは、穴の開いてないブランクブロックと、ダイソーで買ってきたアクリル板、それにBカーブの100kΩ可変抵抗器。

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この可変抵抗器のねじ山はそのままではブロックの上面から上に出てこないので、アクリル板を利用して、ブロックに固定するようにします。アクリル板は14mmx14mmにカットして、四隅を落とします。これで、ブロックの中にすっぽりとはまって回らなくなります。

アクリル板とブロック上面に穴を開けて、ボリュームの軸を通し、足を、バネ接点に半田付けしてやれば完成です。

馬の蹄の音、なる実験回路で、抵抗板の代わりに組み込んだところがこれ。オリジナルの回路図では、スイッチ#3は下だったのですが、上にしないと、パカラッパカラッ……というリズムにならなかったので、あげてあります。ボリュームには100kΩの抵抗を足してやらないと、ちょうどいいスピードに落とせませんでしたので、ここもオリジナルとは代わっていますが、うまいこと動きました。