トランス・トランス~(/^o^)/

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電子ブロックminiの実験例として、シュレーディンガーの量子ネコ、というのが出ていました。掲載されているガイガーカウンターモジュールは、バックオーダになっている上に、既にあちこちで、電源周りの回路とフィルターのコンデンサーが間違っているというような指摘のあるものなので、とりあえず、購入は保留としておきますが、ここで用いられている、フォトカプラブロックや、ワンブロック電子ネコなんていうのは、作っておくと何かの役にたちそうです。

フォトカプラは、秋月でPC817というのを買ったと書いてあったので、秋月で、8つくらい入って100円という、このパーツを買いました。

問題は、ネコの方。ブロックの中に、トランスと、そこに巻き付くように配線された電子部品の数々を詰め込んであるというものすごい物体。

回路図には「トランス」とだけあって、スペックが書かれていません。電子ブロックのトランスブロックは、8kΩ:3kΩのインピーダンス比の、センタータップ付きドライバートランスですから、コレ相当のものを探せばいいのだろうと思ったのですが……8k:3kなんていうインピーダンス比のトランス見つかりません!!

とりあえず、サンスイのST-22が8kΩ:2kΩなので、これで作ってみるとしよう。と、ST-22と互換品のSD-22とを秋葉原で購入してきました。

が、ご覧のように、ST-22/SD-22は大きすぎるのです。絶対に収まりません。ボビンと鉄心を抜いてしまえば入りそうですけれど、鉄心のないトランスでは、ブロッキング発振でネコを鳴かせるこの回路では意味があるのかないのかさっぱりわかりません。

現在、学研に、この「トランス」のスペックとか素性とかについて問い合わせていますが、「調査中」という返事が来たきり、なしのつぶてとなっております。どなたか、こんな小さなトランスで、そんなけったいなインピーダンス比の物体……ご存じですか?

復刻版電子ブロックのトランスブロック(930円)を取り寄せて、ばらして取り出すしかないのだろうか?