電子ブロックmini (大人の科学マガジン)

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大人の科学マガジンについに、電子ブロックが登場ですよ! miniといえども25のブロックとICアンプ、バリコンを持ち、ラジオをはじめとして、50もの回路が組める本格的な代物です。

価格も、大人の科学マガジンとしては、破格に高い 3,800円(税別)ですので、その意味でも、かなり本格的なアレですが。

復刻版のEX150が、しかし、10,000円以上であることを考えれば、驚くほどリーズナブルなのです。特に、一石レフレックス+ICアンプラジオなんて、感動ものですよ。一個のトランジスタを、けちけちと、二度増幅に使って音を出すなんて、もう、何コレ?

とりあえず、何も言わずに、まずは、買っておけ。と、そんなアイテムです。なお、単四電池が三本、必要になります。これも買い忘れないように!

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さて、大人の科学マガジンの付録ですから、いえ、学研の付録ですから、中身は半完成品に決まっています。せっせと組み立てましょう。

組み立ては、説明通りにやれば、30分ほどで完了するでしょう。ただ、説明だとちょっとわかりにくいのが、ICアンプ基盤の取り付けです。

右側の赤いリード線の引き出しについては注釈があるのですが、左のグレーの線の引き出しも、かなり注意が必要です。

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説明図では、かなり長さがあるかのように描かれているこの線ですが、かなりぎりぎりの長さしかありません。オマケに、線の下をバーアンテナのコアが行き来するので、うっかりな位置に取り付けてしまうと、使い物にならなくなってしまいます。

写真のように、左側から余らないように、きっちりと全部を引き出し、本体側への接点取り付け位置である(G)の刻印のあるホールに挿入できることを確認してください。これをしないで、ねじを留めてしまうと、後で、また外してやり直しになってしまいます。

コアがスライドするので、これと干渉しないように、多少の遊びも必要です。実際にコアをスライドさせて確認してください。

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完成したら、説明に従って、クリスタルイヤホン(マイクロホン)と、ICアンプの動作確認をして、更に、回路#01と#02のトランジスタ検査、ダイオード検査を、それぞれ、二つずつある、トランジスタブロックと、ダイオードブロックに対しておこないます。

まあ、壊れているとも思えませんが、あとで、おかしい、と、いうようなことにならないように、めんどくさがらずにやっておきましょう。

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あとは、50の回路がありますから、どれでも、好きなのを作って遊んだり、或いは、独自の回路を設計して遊んだりすればいいと思います。

なお、もう一台の電子ブロックminiと組み合わせておこなう実験やら、さらには復刻版電子ブロックEX150と組み合わせておこなう実験なども出ていますので、更に色々と楽しみたいというお大尽はそちらも。

ワタシは、とりあえず、収納状態にするならば、コレ、という一石レフレックス+ICアンプラジオで。全ブロックを収納するためにちょっと、ブロックの配置を換えてありますが。

ところで、恵比寿という場所が悪いからなのか、アンテナコアをどこへスライドさせても、NHK第一しか入らないようなんですけれど、本当にこのコア、チューニング範囲は、531K~1602KHzなんだろうか? NHK第一は驚くほどクリアに入るんですけれど、それだけしか聞こえないんですよねえ。