Sleipnir 3.00RC

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

image

VAIO TypeGではSleipnir 2があまりに重たくなりすぎていたので、あるとき、Google Chromeに乗り換えてしまいました。軽いし、Sleipnir2で気に入ってた、タブの一覧をサイドに縦に並べて表示する機能が使えるようになったのも、乗り換えるきっかけでした。

以後、Sleipnirは、デスクトップの環境でだけ使っていたのですが、Android版に続いて、3.00RCも公開されたので、ちょっと、もういちど、環境を戻してみようかと思い始めました。

Sleipnir 3には、タブの一覧をツリー状に表示してくれる機能が、今のところ見あたらないのですが、代わりに、従来からあったタブグループの機能が強化され、これを上手く使い分けることで、タブがあふれかえるようなことがなくなり、結果的に、ツリー表示がなくても、使い勝手がよいようになっています。

更に、ブックマークを、他のSleipnir3やAndroid版やiPhone版と同期できるクラウド機能Fenrir Passがあるので、VAIO Zやデスクトップで気になったページをブックマークしていくと、それがそれぞれ勝手に同期されているので、場所を気にせずに、同じように使えるのもひとつ便利な点だと思います。Google Chromeも、Android版が出ていますのでソレを入れると同じようなことができるらしいですが。

重さ、なのですが、タスクマネージャで負荷を見ている限りに於いては、それほど重くはないようです。少なくともSleipnir2よりは軽いです。タブも、表示されていないグループのものは常時開かれっぱなしと言うわけでもないようです。その都度、グループがアクティブになるタイミングか何かで一気に更新しているようで、タブを沢山開いてあっても軽快なままです。もっとも、VAIO Zと、AthlonII X4のマシンでの感想なのでTypeG並に非力なマシンでどうなるのかは判りませんが。

レンダリングエンジンのGecko/IE9/IE7互換の切り替えや、タブごとのセキュリティ設定、多彩な検索エンジンサポートなどは従来のまま引き継がれていますので、それも嬉しいところ。IEが変わるたびに、UIが変わって困る。IEとFirefoxとを使い分けているんだけれど、窓がいくつも開いて不便、あちこちでブラウザ使っているけれどブックマークやタブが違って不便、などという不満のある人にお勧め。