MDR-NC33 ノイズキャンセリングイヤホン

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ソニーのカナル型イヤホンのノイズキャンセリングモデルです。とにかく、価格が安いのが魅力。週刊アスキーのレビューでは実売7,000円前後と書かれていましたが、密林で、5,000円程度まで下がっています。

ドライバは、ソニーお得意の、90°ねじって取り付けられた13.5mmのユニット。多くのカナル型のドライバが9-10mm程度ですから、出力にも余裕がある感じ。

ノイズキャンセリングの効きは良好で、自動車の音、電車の音、食洗機や洗濯機の運転音など、耳障りなノイズを消して、人の声などはわりとちゃんと通過させてきます。

ただ、ノイズキャンセリングをオンにすると、音がわずかにこもったような感じになるのが残念。とはいえ、普通ならノイズで音楽などがきこえにくい状況下でもしっかりきこえるのだから、実用上は問題なしといえるでしょう。ホワイトノイズは僕はあまり気にならなかったです。

もちろん、ノイズのない状況下なら、FinalのPiano Forte IIの方が、ずっと、いい音で再生してくれるので、ケースバイケースでの使い分けということになりますかね。ノイズキャンセリングイヤホンを試してみたいという人には、とにかく安価でお勧め。飛行機の座席のジャックに適合するプラグも同梱なので、飛行機での移動が多いという人にもお勧め。カラバリは、黒・赤・白・紫の四色。写真は紫。

ソニーなので、ケーブルの形状はU型になります。分岐点から左側のケーブルが短くて、右側が長く、右のユニットは、首の後ろを回して装着するタイプね。右耳だけ外して、人と会話するとかそういうケースが多いときには、このタイプの方が、Y型の、首の前を通すイヤホンより便利なんですよね。好き好きだと思いますが。