記名式Suica再発行

Suicaの利点のひとつは、紛失しても再発行してもらえること。ちひろが、夏休みの終わりにSuicaを、パスケースごと紛失したので、その再発行手続きをしてみた。

が、これが、思いの外面倒。まず、二日がかりの仕事になること。みどりの窓口で、カード所有者の公的身分証明(保険証など)を添えて再発行を依頼すると、まず、Suicaの停止と、その証明書の交付が行なわれる。で、この証明書と、また、身分証明書を持って、翌日以降、二週間以内に再発行を請求して、手数料(500円+デポジット500円=1,000円)を払うと、その場で再発行される。再発行されたカードは、多分再発行とその回数を示すのであろう「*10」という刻印がされる。

駅の券売機に入れれば、残額は紛失した時点(実際は停止した時点)のものが見えるし、履歴も印刷できるんだけれど、VAIOについているFelicaポート用アプリ、SFカードビュワーで見ても、残高も履歴も見えない。これは、Suicaの履歴や残額のマスターがカード側にはなく、カード側は使用/チャージされた時点でコピーが残されるということなのかもしれない。再交付だけで何の使用履歴もないカードからはSFカードビュワーでは何も見えないのは、仕様のようだ。

本人が主張したようにどこかにバスか電車の車内に落としたというのであれば、バス会社にも電車にもそのような紛失物が届いてないとのことなので、警察に届けられているかもしれない。何しろ、Suicaの使用履歴の最後は、彼が使ったもので、残額はその後一切手つかずになっているからだ。ネコババするような人間が拾っていれば、当然、残額はないはずだろうから。さて、警察に届けは出しておくようにいっておいたが、出てくるだろうか?