Ys

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

飛行機の暇つぶしと、睡眠導入剤代わりにとPSP版Ys I&II Chroniclesを仕入れてきました。Ys。懐かしい。PC-8801mkIIでプレイしました。

当時は、アクションRPGなんてほとんどなかったと思います。凄い衝撃的だったという記憶がかすかに残っていますが、ほとんど忘れていました。

今、プレイすると、なんと陳腐なことか。序盤のあきれるくらい厳しいゲームバランス。敵を倒すのはほとんどアクションゲームで、背後や横から襲いかかってやらないと倒せません。そしてこっちはあっけないくらいあっさりと死 oTL

一つ倒すごとにセーブして、レベル2まで、必死に耐えます。レベルが2になると、別のゲームであるかのように、楽になります。そして、レベルは10で頭打ちになります。最大HPも255。いかにも8bitのマシンで作られていたというニオイがぷんぷん。

マップも狭く、ほとんど難解なのは、ダームの塔くらいなもので、謎もほとんど解明されず、続編であるIIへ丸投げという、大胆な作り。マシンスペックなどの制約の中で色々頑張っていたんだなぁと、妙な郷愁を感じます。

そして、閉口するのが、ラスボス、ダルク・ファクトの厳しさ。こんなに厳しくなかったんじゃないかと思うのは、おそらく、PC-8801の性能的な問題で、これほどスムースにヤツが動けず、比較的簡単に待ち伏せできたからじゃないかと思っています。ともかく、ヤツを倒すのは厳しかった。NORMALでコレだもの。NIGHTMAREとかでやったら一体どうなってしまうことやら?

ともかく、相当回数に及ぶリトライの後に、ヤツを倒したアドルは、イースの書以外は身ぐるみはがれて、IIの世界へ飛ばされてしまいました。

PC黎明期のRPGがどんなもんだったか、見てみたい人、88で必死にクリアした人にお勧め。グラフィックと音楽は完全リニューアルされていますが、PC88のオリジナルモードも搭載しているので、その雰囲気でやることも出来ます。