ちひろと遊ぶ電子工作の第三弾として、LM386を使ったパワーアンプを作ろうと思いました。何しろ、作例豊富というか、よくある回路なので、ただ作っても面白くないと、オーディオ用の部品を使ったものと、並の部品のみで構成したものとを作って比べてやろうという企画にしました。
企画はそうなのですが、諸々あって、オーディオ用のパーツのみを使った奴が先にできあがりました。
今回はユニバーサル基板ではなく、生基板に手書きのパターンを描いて、エッチングしました。そして、ここに罠があったために、とりあえずひとつだけ先にロールアウトすることになったのです。とほ。
罠って何サ?罠って、裏と表ってことサ。一応、PCEBを使って、レイアウトは作成したんですよ、手書きとはいえ、ICも入っていますから、ポンチングにはそれなりの精度も必要ですからね。気分よく、レイアウトを作って、ポンチングして、パターン描いて、エッチングして、穴開けて……と、できあがったところで気づきました。裏表逆だよと oTL
勿論、ICを表面実装というか裏面実装というかすれば、使えるんですけれど、なんとうか、やる気を激しくそがれたのが先週。やる気がよみがえった今週、再度、パターンを、今度はちゃんと裏面用に印刷して、ポンチングし、パターンを描いてエッチング。
今度は、ちゃんと、使える基板ができあがりました。ほっ。
あとは、一気呵成に……といっても、まぁ、いろんなコトの合間でやったので、三日ほどかかりましたけれど、とりあえず、感性です。スピーカは、8Ω0.2Aのものを、ダイソーのコレクションボックスに、穴あけして載せました。まぁ、ちょっとした用途にはこれで十分です。PCの横で、音楽奏でるくらいだったらかなりいけます。
肝心の音ですが、PCから直接ならすよりも、音がまろやかな感じがします。いいのかわるいのかは判りませんが、PCの方はかなり乾いた感じの音なんですが、こっちはしっとりという感じ。僕個人はこっちの方が好きです。
一応、MUTEとBASS BOOSTのスイッチもつけてみたんですが、BASS BOOSTは、音源にAMラジオをつないだ時に、音量を、半分くらいにあげたら、激しく発振してしまいました。PCからの音ではそんなことはないので、音源次第ということのようですが、スイッチつけておいてよかった(^^;;
ちひろに見せたら、かなりやる気になったようなので、普及品版を、次の週末あたりで作ってみることにしましょう、多分。そして聞き比べだ!!
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