こどもと電子工作

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ちひろが、理科の実験教室で、電気回路の実験をしてきて以来、回路ものに興味がわいているようなので、もう少し、色々遊んでみたら、理科系方面への学習意欲もわくかもしれない、と、アキバまで一緒に行って、あれこれ部品を買い込んできて、電子工作に興じてみることにしました。

いきなり、複雑、高度なものを作っても、意味不明ですから、部品の動作がわかりやすくて、楽しげなもの、ということで、無安定マルチバイブレータを作ってみることにしました。

え、動作はわかりにくい? 真剣に、理解するのは大変かもしれませんが、ぶっちゃけ、「二つのコンデンサが交互に充放電して、それがそれぞれがつながっているトランジスタをON/OFFすることで、LEDがチカチカ点滅する。」ということが判ればいいので(細かな電位の変化とか、どこが同電位だとかそういう詳細は気にしないことにする。)、コンデンサが電気をためたり出したりすることや、トランジスタがスイッチとして働くことなんかが理解しやすいし、部品点数も少なめで楽しい回路だと思うんですよ。

とりあえず、ブレッドボードに、ぶすぶすと部品を刺して、動作する回路を組みます。ほらLEDちかちかするだろ。こっちのコンデンサが放電していくと、こっちのトランジスタがONになって、LEDがついて反対側のトランジスタはOFFになって……なんていう話をして、当然興味が出てくるであろう、コンデンサを変えたらどうなるのか、なんていうのを、実際に自分で差し替えさせて確かめさせて、好みの点滅速度を決めさせた上で、一緒に半田付けして、仕上げました。

半田付けで、トランジスタやLEDを焼いちゃうようなヘマもなく、最初の半田付けとしては上出来じゃないですか?わたしゃ、子どもの時に、随分トランジスタやICを焼きましたよ。けちってICソケット買わずにIC半田付けして焼いたりね。(結局高くついてバカみたいなので、以後ICソケットは必ず買っている。)

とりえず、やりっ放しにせずに、簡単な覚え書きみたいなレポートを書かせて、仕上げとしました。まぁ、そんなものよりも、自分が半田付けして出来たものが、ちゃんと動くのがウレシイらしく、しょっちゅう電池つないでは点滅させて楽しんでいますが。さて、次は何作ろうかな?