先週の月曜のこと。父から電話がかかってきて、「何か、PCのファイルがごっそりなくなったんだけど」とかいうので、様子を見に行きました。何がおかしいのかは一目瞭然な、けったいなカラカラ音。HDDが死にかけていました。プロファイル周りの設定が読めなくなったらしく、"C:\Documents and Settings\TEMP"なんていうフォルダが掘られて、そこが home に設定されていました。
とりあえず、最後にちゃんと起動できたという日にロールバックをかけて、「もう、HDDが壊れるから、早急にバックアップ取って、HDD交換しなくちゃダメ。」宣告をして、帰ってきたのですが、誰がそれをやるのかといえば、僕しかいないわけで。
腕時計のバンドが、突然、ご臨終になったので、金曜の帰りにヨドバシカメラ横浜マルチメディア館に寄って、適当なコンパチ品に交換しました。作業を待っている間に、PCパーツ売り場に行くと、バルクの2.5インチHDDが160GBで7,000円ほどで売っていました。父のPCは、最早年代物と呼んでもイイ、Duron 1GHz/VIA KT133ProのNEC Lavie L (PC-LL500/3)なので、ビミョウに137GBの壁がありそうな気もしたのですが、今時、137GB未満のHDDを探す方が面倒だし、137GB以上をKT133自体はサポートできるはずだし、NTカーネルにしても Linuxにしても、BIOSなんかカンケーネーなので、ヨシとして、これを買いました。
帰りがけに、PCを拉致して、家で、早速解体。僕の好む、1kg未満のPCは、実装がギリギリなので、この手のパーツの交換はしんどいのですが、Lavie Lくらいゆったり作ってあると、大変に簡単で助かります。このPCの場合は、パームレスト裏に、HDDが入っているので、底面のねじを数本外して、パームレストをめくります。摘出された、HDDは、振ると、カラカラ音がする、いやあな感じの状態。
とりあえず、これと、新品のHDDを、40-44pin変換のIDEケーブルにつないで、先日引退した、自宅サーバにつなぎます。一々、まっさらのXPにあれこれインストールしたりデータを戻したりするのは面倒くさいので、Acronis True Image 11 homeを使って、まるっとコピーすることにします。実は、うちのデスクトップが死んだときに、Acronis True Image Personalを買ってあったのですが、これをVISTAで使おうとしたら、「互換性がないからあかん」といわれてインストールできませんでした。仕方がないので、True Image 11のアップグレード版をダウンロード購入。まぁ、便利なツールだから、買っても損はないのでヨシとします。
起動用のCDを焼いて、早速、元サーバに挿入して、起動...と、Linuxカーネルが、"cmovがないので起動できません"と、エラーをはいて終了。どういうわけか、True Image 11に組み込まれている Linuxカーネルは i686ビルドになっていて、よりによってVIA C3は、なんちゃって i686コンパチで、cmovが実装されていないのです、とほ。つーか、i586ビルドでいいじゃん? > True Image 11
仕方がないので、面倒くさいけれど、デスクトップPCを開腹して、HDDを、つなぎ替えて、コピーすることにします。True Image は、非常によくできていて、30GBのHDDをうまい具合に、160GBにコピーしてくれます。これがあるから、このツールを使うわけですが。まぁ、この機能だけなら Easy Migrateという廉価なツールの方を使ってもいいのですが。エラーが多発しているであろう、ディスクから、時間をかけて、新しいHDDに中身がコピーされていきます。
待っている間に、ふと机の脇を見ると、父のPCと同世代のちひろのVAIOにメモリを増設したときに、はじき出された128MBのS.O.DIMMが転がっているのに気づきました。そういえば、父のPCは256MBで、メモリスロットに空きがあったので、これを刺すことに。遊休品を使って、メモリ1.5倍増量成功!!
コピーが終わったHDDを戻して、起動し直すと、XPカーネルは、予想通り、HDDをちゃんと全部認識してくれて起動しました。一応、スキャンディスクして破損を修復し、たまりにたまっていたWindows UpdateをしてXP SP3にして、ライセンスは2011年まであるのに、未だに VB 2006が走っていたので、VB 2009にして、スキャンしたら、120個くらい、クッキーと、スパイウェア(アドウェア)が引っかかってきたので、全部抹殺して、デフラグして、返しました。
今回は、完全死亡する前に、手を打てたので、データの喪失などには至りませんでしたが、こまめなバックアップは大事だよな、と改めて痛感。うちは、大事なデータは、PCローカルではなくサーバに保存するようにいってあるし、サーバ上のファイルは自動的に毎日五世代バックアップでバックアップされているのですが、困ったときだけ頼ってくる、父や、妹や、義父らに、どのように、こういうバックアップ環境と、作業をさせたらいいのか、というのは新たな悩みの種として発生しました。うーむ、どうしたモノだろう。
NAS箱を買って、つないでおいて、XPバックアップか何かを、セットアップして、定期的に走るようにスケジュールしておくのがいいのかなぁ。
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