デジイチはいよいよ二強による寡占化が進むのか

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昨日、今日と相次いで、キヤノンとニコンから中級クラスのボディが発表されました。価格帯も近いこの機種は、どちらも顔認識AFを利用できるライブビュー機能を持ち、D90に至ってはムービーも撮影できます。

こういった機能は、かつては、実現不能といわれていたもので、どの程度の実用性があるのかはともかく(D90は「被写界深度の浅い動画」を売りにしているのに、AFが使えない。これはちょっと厳しい。)、実装してきた二社の技術力と、意欲とには、ただただ感心するばかりです。

従来、キヤノンやニコンといった老舗は保守的で、デジタル時代により特化した新機能は、ソニーやパナソニックといった新参入のメーカに期待されていたものだったと思いますが、ライブビューそのものこそ、先鞭をつけたのはオリンパスですが、以後の開発では、電子先幕にしても、今回の顔認識AFにしても、老舗メーカが先行したカタチです。要素技術は、持っていても、結局のところ、カメラとしての土台がしっかりしていてこそ、新規の機能が素早く投入できるということなんでしょうか。

デジタル一眼レフの市場は、二強が80%程のシェアをおさえた寡占市場で、四弱(六弱? - オリンパス、ペンタックス、ソニー、パナソニックにシグマと富士フィルムも入れる?)たるメーカは、より尖った機能で、楔を打ち込んで、二強の牙城を崩さねばならないところを、二強に先手、先手を打たれては、中々シェアを拡大していく道が開けそうにありません。さて、二?三年後には、カメラは、そしてプレイヤーはどう変わっているのでしょうか。