ばらばらと、夏休み中のことを書いていきます。まず、8/9?11で、恒例の信州旅行をしてきました。富士見高原に宿を取っての、二泊三日。最終日は、勝沼でぶどう狩りをして、帰ってくるという、おきまりのパターンの旅。
ではありますが、今回は、ちょっと違う試みもいくつかしてみました。まずは、出発。いつもは、朝、5:00?7:00くらいの間に、適当に出発するのですが、今回は、早朝、2:30出発。というのも、中央道は、0:00?4:00の間に、高速道路上に存在していれば、料金が四割引になるというルールが適用される路線なので、四時前に相模湖ICから乗ることを企んだのです。お盆の帰省ラッシュも予想されるし、この行動パターンは悪くないだろうという狙いです。ばっちりでした。途中、双葉SAでがっつりと、仮眠を取りましたが、渋滞にも巻き込まれず、しかも高速料金四割引で、大変お得に移動ができました。
初日は、宿へ行く前に、清里に寄り道するのが定番です。長坂ICで中央道を降りて、あとは、清里は、清泉寮へ向けて車を走らせます。お目当ては、バターたっぷりのシュー皮に、清泉寮のジャージーハットのソフトクリームを乗せた、シューソフト。これは、キープファームショップのレストランコーナで、数量限定で販売されています。以前は、限定数量とともに、店のメニューに載っていたのですが、今はメニューに存在していないし限定数量も明らかではないけれど、限定で、食べることができます。ジャージーハットからしてそうですが、昨今の小麦高や燃料費の高騰のあおりで、これも値上がってしまっていますが、納得の味わい。清泉寮に寄ったら、是非食べたい一品です。
また、夏の清泉寮のお楽しみといえば、トレイルコースもその一つです。初心者向けの、平坦な、20?30分程度のコースから、ハードなのがお好みな方のための、四時間超のコースまで、様々にそろっています。うちは、元気な幼稚園児を伴って、一時間半ほどの渓流沿いのトレイルを堪能してきました。
渓流へ降り、渓流に沿って歩き、また登るので、結構アップダウンはきついです。涼しい、清里にあっても、さすがに、今年の酷暑、そして、アップダウンの運動は、かなり汗をかかされましたが、渓流の水は冷たく、渓流沿いの空気はひんやりとしていて、とても気持ちがよかったです。
渓流沿いを散策していると、遠雷。そして、狐の嫁入り。山の天気は変わりやすいといいますし、渓流沿いで鉄砲水など食らおうものなら大事ですので、速やかに撤収することにします。川の水は濁っていなかったので、鉄砲水の方は、そんなに心配はなかったかもしれませんが、空の方は、割とギリギリでした。
キープ・ファームショップに戻って、トラクターで、干し草を敷き詰めた車を引っ張って、それに乗って、牧草地を遊覧する、「ヘイライド」に家族で乗っていると、空が急速に暗く。ヘイライドを降りたら、降り始めました。それでも、雨宿りをかねて、子どもたちに、バター作り体験でもさせようと、屋外のテントの下で、絞りたてのノンホモ牛乳の入った瓶を振っていたら、すんごいのが来てしまいました。
雷、そして、豪雨……途中から雹です。直径1cm弱の氷の粒が、びしばしと降ってきて、地面に跳ね返っては、テント下の我々を打ちます。いたたたた。また、雷が、至近距離の森の木にも落ちました。本当に目の前で、ものすごい音が響き渡りました。
子どもたちは、雹の経験は初めてだったので大はしゃぎでしたが、こっちは、少し離れたところにある駐車場に停めてある車の屋根やら、ボンネットやらがどうにかなってやしないか、気が気じゃありませんでしたが oTL
二日目には、入笠山へ登る予定だったのですが、奥さんの「同じところばかりじゃ、つまらない。」という言葉で、急遽「諏訪」へ行くことに。諏訪湖の北側に当たる、下諏訪を目指して、ナビのいうとおりに走ります。
諏訪に来るのは初めてですが、諏訪大社下社秋宮を中心にこじんまりとした、町が広がっていました。甲州街道と中山道の交点があったりと、交通の要衝であったことも伺われますが、現在は、それほど大きな町という感じではありません。EPSONのオフィスがやたらと目を引く他は、よくある地方都市です。
町のあちこちに、温泉を流しっぱなしにしているところがあって、手を洗ったり、タオルを絞って汗を拭くのに使ったりできるようになっていて、温泉の町でもあることをアピールしまくっていました。その割には立ち寄り温泉などがあまり多くはなく、もったいないような気がしてしまいました。
諏訪は東洋のスイスとも呼ばれ、精密機械工業、中でも時計は有名で、それを記念した博物館「偽像堂」があります。中には、様々な時計。諏訪の時計産業の歩みなどの展示がありますが、なんといっても目玉は、この水運偽像台でしょう。
宋代の頃の、水力を利用した、天体観測装置兼、時計だったもので、文献を元にした完全復元 品で、しかも、世界初。現在でも、水力で駆動されていますし、中に入ってその様子も見学できます。
昼時を過ぎたので、昼食をとることに。例年なら、長坂からR141に入って、道の駅みなみきよさとを経由して、R141から清里宇方面への分岐路手前にある「伝べい」で、そばを食べてくるのですが、今年は違うルートで清里入りしたので、高まるそばマインドを納めるために、「山猫亭」なるそば屋にて昼食。うまかったー。
腹ごしらえが済んだら、今度は自社巡り。何でも神様はは八月から一月は春宮に、それ以降は夏宮にいらっしゃるそうなので、今は秋宮にいらっしゃる時期のはず。
ということで、目と鼻の先にある、秋宮にお参りします。諏訪のエリアは、神社もお稲荷さんも、皆、四方に「御柱」を建てて奉ってあります。
それほど大きな神社ではないので、境内は拍子抜けするくらいあっさり。それでは、と、全く同じ作りであるという、1.2km離れた春宮へも歩いていって見ることに。
春宮には神様が不在だからか、舞殿に賽銭箱も出ておらず。とりあえず、この春宮からさらに先へ行ったところにあるという、万治の石仏。
田んぼの真ん中にぽつねんと座らされていましたが、人気が高いようで、ひっきりなしに人が来ていました。
最終日は、実践大学の八ヶ岳農場で野菜の買い出し他。とりあえず、農場で野菜を買い付けると、子どもたちは、体験熱気球へ。子ども1,000円、大人2,000円。
毎年、夏来るたびに乗っているのだから、今更、経験もないものだ。が、まあ、それはそれ。全てが一分の隙も無駄もないのでは、疲れるばかりですから。
気球を降りたら、今度は車で一路勝沼でへ。中央道は空いていて、快適ドライブ。あっという間に勝沼へ到着。
いきつけの、ぶどう園「ぶどうばたけ」に寄って、今年は、デラウェアだけを買い付けきました。子どもたちが、せっせと、房を枝から切り落としてくれました。
あとは、いつものように、ぶどうの丘にある、天空の湯で汗を流して、帰宅しました。帰りは、深夜に移動するのをやめて、普通に帰ってきました。なので割引適用は、帰りの分はなし。さすがに、遊び倒してきて、深夜に運転では、よからぬコトをしでかしそうでもあるので、普通の時間に帰りました。
これが、夏休みの冒頭になされたことです。しかし、これは、この休まらなかった、夏休みのプロローグにはふさわしいといえるかもしれません。この後、ハードな休みが続きます...。
コメント