確かに中身はコカ・コーラ以外に思い浮かばない

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コカ・コーラの立体商標認める=特許庁の審決取り消し−知財高裁

コカ・コーラ米国本社が自社のコーラのビンに立体商標を認めるよう求めた訴訟の判決で、知財高裁は29日、「形状を変えずに長期間販売し、他社製品と区別する機能を持った」として、立体商標を認めなかった特許庁の審決を取り消した。
飯村敏明裁判長は国内販売の開始から50年以上、一貫して同じ形状を保ち、ピーク時で年間23億8000万本、現在も9600万本の売り上げがあると指摘。多額の広告費を投入し、類似容器の使用を中止させるなどした結果、コーラの容器として認知されたと判断した。
同庁は、消費者に強い印象を与えるのは「Coca−Cola」と記されたラベルで、形状自体ではないと主張したが、判決は「立体的形状の識別力は極めて強い」と退けた。

コカ・コーラ瓶

確かに、例えラベルがなくても、あの瓶の中に入っているのは、コカ・コーラであると、誰もが連想すると思う。特許だ、著作権だ、商標だ。とかく知財って奴は、認めすぎれば、窮屈になるばかりなので、認可する特許庁も、知財裁判所も、適切な運用を願いたいところだが、たゆまぬ努力の結果、得られた成果には、やはり報いるべきだと思う。

とりあえず、コカ・コーラも、知財高裁もGJだったといっていいんじゃないかな? 尤も、最早、瓶のコカ・コーラを目にすることもほとんどなくなってしまっているけれど。やはり主流は、ペットボトルと缶になってしまっているから。

近所の、コンビニに、コカ・コーラの引き抜くタイプの瓶の自販機が、まだ、存在しているので、今度、瓶のコカ・コーラを買ってみようか、久しぶりに。特に好きというわけでもないけれど。